穴屋鑿の手入れ３

家紋清久穴屋鑿

裏押し
これだけの種類の砥石を使い手入れをしています。
穴屋鑿、本突き鑿などの刃の長さが四寸もある長い裏がある場合は色々な面で、工夫や感覚が重要だと思います。

最後の仕上げは、大平の巣板。

「平面は
精度工夫と
センスかな」
足立そういち

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穴屋鑿の手入れ２

家紋清久穴屋鑿

裏押し
だいたいの精度が出たら、ダイヤモンド砥石にのせて、前後に突く様に研いで裏の精度を確認、修正している。
この時、ダイヤモンド砥石の平面精度は重要です。
(電着ダイヤモンド砥石ではありませ)

精度が悪いと、金盤に戻って頑張る。
ダイヤモンド砥石で頑張ると、ダイヤモンド砥石の平面精度が落ちるので、ダイヤモンド砥石はあくまでも平面精度確認の定規代わり使う程度。

「裏の精度
良く気にすれば
良い仕事」
足立そういち


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穴屋鑿の手入れ

家紋清久穴屋鑿

裏押し
巾四寸の金盤を使って、平面を整えています！

刃の真ん中が凹んでいるので、刃先にGCの粉をまき、出ている所を下ろす。

刃全体を金盤にのせるので、刃の僅かな歪みも取れて良い平面精度がでる。
平面精度が出れば刻みも正確に出来る！

裏研ぎには、水を使うか、油を使っている。
個人的には油を使うのが良いと思う(^^)


時々見るのが、巾寸八程度の細い金盤で裏押しして、酷くダレた裏になった鑿。
正確な刻みには不向きな鑿になっているのに、本人は全く気が付いていない・・・。
裏が凹んでいたり凸になっている鑿で、スカッと良い仕事をするのは困難に感じる今日この頃。

(柄は汚れてしまうので養生テープで汚れ防止)

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