象さんのウロウロ日記

見るもの・食べたもの・感じたことを気ままに書いた記録と記憶です。

タイ人との結婚~結婚式編

2016年12月09日 22時38分00秒 | 日記

先日、6月19日に無事結婚式を挙げてきました。


タイのチェンマイで式を挙げた事もあり、私の側の参列者はごく少数。


身内だけです。チェンマイ在住の母親。二人の弟。そして叔母さん。


私たちはホテルで実施しました。


彼女の実家だと、交通が不便で、限られた日程での訪問を考えると難しいし、


彼女の友達もチェンマイに多いとの事でホテルで挙式。


日本と同じで、結婚式と披露宴の2部構成。


1.結婚式  縁起良く 9時9分開始です。(タイでは”9”が縁起の良い数字。ただ、9以外はお金関係など偶数が縁起良いとされる)


・ホテルの一室で着付け : 9時9分開始なので朝早く訪問して着つけます。日本だと準備用の部屋がありますが、


  タイでは普通の一室で実施します。着付けをするのはレンタルドレスのショップのスタッフ。


  色んなパターンがありそうですが、衣装の着付けもあるのでレンタルドレスのお店で頼みました。


 個別にメークをお願いするのもありです。勿論、男性は衣装を渡されて着替えを言われ、軽くメークして、


  同じ部屋で彼女の完成を待ち続けます。。


 そして面白いのが、別に雇ったカメラマンが着付けをしている部屋に入り込んで、写真を撮りまくってます。


 また、着つけが終わったらホテルの窓やカーテンを使って二人の写真撮影が行われます。


 二人に演技指導が入って、、、周りの散らかったそれこそ、日本のビジネスホテルの一室みたいな所で、


 窓から差し込む逆行やらカーテンやら、備え付けの普通の椅子を使ってポーズを取らされて写真撮影をしました。


 


・結婚式場への行進 : まず、4つの足の付いたお盆に、結納金(私の場合は400,000B、帯封のついたまま)・


 結納品(金のアクセサリーネックレスと腕輪2個・合計4g)・キャンドルを中心とした飾り・キラキラ光る飾り。


 これらをお盆に飾り付けて新郎の親族が持ちます。


 新郎・新婦の参列者が揃い、開始時刻近くの9時くらいになったら、新郎はホテルの玄関に移動します。


 玄関前に、新郎と新郎の関係者が整列して開始時間を待ちます。中には通訳の方と日本語が話せる友人が入ってくれてました。


 お盆を持った親族が先頭に、続いて新郎、そして関係者の順です。


 母などは和服を思いっきり着ていたので、暑いタイの冷房のない玄関前で15分程、お盆をもって待っているのは、大変そうでした。


 時間が来ると、女性の一人が奇声を上げ、歌い始めると式の開始です。


 田舎の方だと、それに合わせて鳴り物もなります。しかし、ホテルなので、声だけです。


 玄関から式場に至るまでは、私の場合、4つの関門がありました。


 関門と言っても、友人がロープを持って、新郎が新婦の元へ行くのを阻みます。


 各関門ごとに質問やら要求やらされます。


 「


彼女の名前は?とか、「愛してる!」と叫べとか。
どれくらい愛しているかを教えろとか、恥ずかしいことを要求されます。
また、事前に彼女から関門毎に渡す紙幣の入った封筒を渡されており、それを渡して通して貰います。
100Bだったか、200Bだったか、そんなもんです。
ただ、意地悪な友人はわざと、もっと何かよこせと言って来ます。
彼女に事前にYouTubeを見せられ、その可能性を知っていたので、さらに紙幣を仕込んで通して貰いました。
通ると彼女とお母さんが椅子に座って待ってます。その前に座って挨拶をし、結納金と結納品を差し出します。
すると、彼女のお母さんがそれらの上に花びらを散らし、お母さんから彼女と共に祝福を受けます。
続いて、私達二人も台が前に置かれた飾り付けされた席に移り、皆の祝福を受けます。まず頭に白い糸の輪を乗せられます。この輪は彼女の頭に乗せられた同じ物と白い糸でつながっています。
そして、手首にも同様に白い糸が結ばれていきます。この作業は、出席者全員から糸を結ばれて、祝福の言葉を掛けて貰います。
気付いた時には白い糸の手錠のようになっています。
その後、少し歓談があり、床入りの儀式?
新郎新婦は揃って今晩泊まる部屋に移動します。
親族含めて皆で一緒に行きます。
ホテルの部屋にはいると、ベッドが花やタオルで作られた飾りで彩られています。
そこに、長く連れ添った先輩夫婦が祝い祈りながら、ベッドの上に横たわり、続いて新郎新婦が二人で横たわり、皆に冷やかされます。
そうすると、一旦午前中の式は終わります。
来てくださった方々と皆で歓談し、夜の式まで休憩です。
夜は、18:50?から再開です。その前に
私達二人は新しい衣装に着替えます。
着替え終わると、始まる前にカメラマンにあちこちで写真を撮って貰います。
式が始まると、お客様を出迎えて、記念撮影用の場所で撮影を続けます。
来る客、来る客全てと記念撮影!
お客様も自由な時間に来るので終わり無く続きます!
式場に入るのは、終わり近く。
入って、挨拶をし、キャンドルサービスをして、席を回って。
そして、最後の写真を何枚かとって終了。
ほとんど式場にはいません。
客は勝手に盛り上がり続けます。
受付や補助は奥さんの友人達に頼みました。入口には寄付金入れのような入れ物があり、そこにお祝い金が入っていきます。
それに対して、買っておいた高くない引き出物、私の場合はスプーンとフォークの小さなセットを渡して貰います。
ただ、式は実は終わっていません。
我々がいない間も、我々が去ってからもカラオケ大会が続きます。
我々の挨拶が終わってからは、三々五々帰って行かれる方が
でてきますが。
食事も私達の場合、バイキングです。
ホテルでは、式場の準備と食事。お酒は私達で酒屋さんに各種の酒、ビールサーバーを注文。
さすがに、VIP席はウェイトレスがついて料理を運んでくれますが、他は客が勝手に盛り上がっていました。
勿論、ウェイトレスは人数分の料金が掛かります。
日本とは全く違うのでびっくりです。
披露宴は、とにかく笑顔で写真を撮り続けた印象でした!
お金は、式場でピンきりです。
私は奥さんがセーブしてくれたので、そんなにかかりませんでした。
ただ、先程も書いたとおり、誰が来てくれるのかわかりません。
更に、家族を連れて来るのも、友人誘うのも自由です。
結果、ある程度多めの人数設定になります。ですので、席は自由!V.I.P.席のみです決まっているのは。
色々と喧嘩してしまった大変な結婚式ですが、いい思い出です。

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