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宇和島城

2011年05月27日 | 四国
藩老桑折氏武家長屋門

所在地:愛媛県宇和島市丸之内
備考:日本100名城、国指定史跡、現存天守

宇和島城は、藤堂高虎が慶長元年(1596年)から6年を費やして築いた城である。
築城地には、リアス式海岸の宇和海の最深部に位置する、中世城郭の板島丸串城の
跡地が選ばれた。藤堂高虎移封後、富田氏を経て伊達政宗の庶長子秀宗が入り、
明治まで続いた。伊達氏2代のときに居館と藩庁機能を持つ御濱御殿が造られた。
御濱御殿の一角には後になって池水回遊式庭園の天赦園が造られ、現在見学ができる。
高虎創建の天守は望楼型であったが、寛文6年(1666)に建てられた2代目天守は層塔型で、
千鳥破風や唐破風などに飾られた装飾性の高いもので、これが現存する天守である。

天守。三重三階総塗籠式の層塔型天守で、唐破風造の玄関をもち、
一重目に比翼千鳥破風、二重目に千鳥破風、三重目に軒唐破風と
装飾性に富んだ天守となっている。












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