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田辺城 (舞鶴城)

2011年09月19日 | 近畿
所在地:京都府舞鶴市南田辺

田辺城(たなべじょう)は、1578年(天正6年)織田信長の命によって守護大名の
一色義道を滅ぼし、丹後を制圧した細川藤孝(幽斎)がこの地を与えられ築城。

江戸時代に入り、京極高知が丹後一国を与えられ田辺城に入城したが、宮津城を
再築し宮津城へ本拠地を移した。このとき田辺城の建造物は、ことごとく破壊されたと
伝えられている(一国一城令)。

後に、京極高知の三男・京極高三が初代舞鶴藩主となり、石垣の修復や櫓の再建が
図られ、荒廃していた田辺城は再興された。京極氏が3代続いた後、牧野氏が1668年
(寛文8年)に入封して、幕末まで続いた。

現在、田辺城跡は公園として整備され、城門や二層櫓が復元され、城門は田辺城資料館として
無料で利用できる。天守台石塁などが残り、濠はすべて埋め立てられていて存在しない。









田辺藩(舞鶴藩)の藩校である「明倫館」の正門。


公園のすべり台


舞鶴駅に展示されていた芸屋台。まいづる細川幽斎 田辺城まつりなどでも利用されるようだ。

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