これはきっと新婚旅行 盛岡・花巻

結婚して初めて二人だけで泊りの旅行をしてきました。
事実上の新婚旅行になるのでしょう。
行き先は岩手県、盛岡・花巻の旅です。
以前だーが行こうと思って行けなかった、宮沢賢治の花巻です。

ちょっと早起き。コンビニで朝食を買って、東京発の東北新幹線。
ＧＷお出かけ真っ盛りな２日のため、たくさん人がいます。
そんな大勢の人ももろともせず、手をつないではしゃぐだーと私。
ですが、新幹線に乗って朝食を食べてすぐ、私は三年寝た子のように寝る寝る。
気付けば仙台、岩手へと入っていました。

盛岡駅からバスで小岩井農場まきば園へ。
バスは誇りまみれで、窓からの景色が白っぽい。
なんだか外が無性に寒そうに見える（冬に湯気で窓が曇るみたい）バスで、実際の景色がわからず笑っちゃう。
そんなんで到着した人だらけの小岩井農場。
お昼ごはん、これで食べないと食べ損ねると慌ててホットドッグとピザを食べる。
後、岩手名物じゃじゃ麺を見つけ、さっきの食事を後悔しつつふらふらと近づき眺める。
だけど、しっかり自分の家にお土産を買って発送済み。
羊さんの毛っけをもっさり鷲掴みして、写真とらせてもらったり、
お利巧な牧羊犬が羊を移動させるのに、がんばれーって言ってたりする。
ほんとに羊ままならないんだよ。だー曰く迷える羊とはよく言ったもんだ、と。
だーはもっと動物苦手だと思っていたから、楽しそうな姿に嬉しくなる。

盛岡に帰ってきてホテルにチェックインを済ませ、市内をぷらぷら。
岩手では今が桜満開です。
写真は、盛岡市内の石割桜で、石を割って生える大きな桜。なんだか気高い。
盛岡城跡公園付近も、日が暮れて灯りがついてる頃がとてもきれい。
ちょとふるい建物のお店、大きな柳の木や、街中の神社。
街の中や人やら、その場の空気を感じると、
私はきっと時間が経ってもこの空気をまたふと思い出したりするんだろうってことを思って歩いてます。
そして肝心な夕食のお店探し。
私→海の幸（三陸モノ）だー→じゃじゃ麺
を満たすお店を、嗅覚を使って（私の得意分野★）探すのです。

そこで大きなちゃぐちゃぐ馬のある居酒屋へ。
（ホテルに行く途中ですでに嗅覚に引っかかったお店！）
だけど、満席。だーの携帯番号を伝え、マックで飲み物のみで1時間以上耐え忍ぶ。
横の男の子たちのハンバーガーの匂いに、だーの携帯に念力を送ったりしてみる。
やっと鳴った携帯に胸を躍らせ、店内に入ってみると、
古民家のようなとても趣のあるいいお店でした。
三陸産殻付きの生牡蠣で、もうすべて報われる想いがしたよ。
すごいメニューの数が多く、しかも何を食べてもおいしかった。
じゃじゃ麺も食べたし、あわびのウニ漬けも食べたよ。
しかもそのお店、お会計を頼むと〆にお味噌汁を出してくれる！
いやぁ大当たりしました。

ホテルに帰り、お風呂に入ってさっぱりしたのですが、
だーはのぼせておじいちゃんのようにベッドに横になってしまいました・・・
私、この人と結婚したんだなって思いました。
でもそれは見ていて飽きないというか、
なんか笑えることも多いなって感じてました。

さてさてそんなんで盛岡の夜は更けていきます。