ある知りあいは、日本に帰るか、こちらに残るかで悩んでストレスで胸が苦しくなってエマージェンシーに駆け込んだことがあるそうだ。
自分にもそのストレスがあるのだけど、幸いなことにまだアメリカに来てから病院に行った事がない。
日本にいる時は会社で年二回の健康診断を受けていたので、ひどい病気にもならず無事過ごしていた。
振り返るとずいぶん長い間健康診断していないことに気がついた。
健康には注意しなければいけないので、ちょっと行ってみることにした。
研究所の保険がHMOなのでまずプライマリードクターが決まっているはず、
しかし誰だったのかすっかり忘れていた。
カードにも名前がなく、ドクターIDがあったので、それから調べてやっと名前が出てきた。
この保険は、結局、保険会社と患者のどちらもが負担を減らせるように考えられたプランで、あまり評判のよくない保険のプランの一つである。
全体の費用を減らすために、保険会社と契約しているかかりつけ医を決め それ以外の医師にかかることはできない。専門医受診にはかかりつけ医の紹介が必要で自由に通うことが出来ないので、結構面倒くさい。もちろん急患としてエマージェンシーに駆け込むことも出来るけど、余分の費用がかかる。知りあいの医者に言わせると、この保険では保険会社からの制約が多くまともな治療が出来ないから、よくないそうだ。
しかし、このプランだと保険料を研究所が全額負担してくれているので、文句は言えない。
まあ、それはそれとして、予約せんとはじまらないので
予約の電話をいれると「メディカル・レコード・ナンバー」を先に取得するように言われた。
それが無いと予約できないらしい。
仕方が無いので、言われたところへ電話して番号を手に入れた。
電話で話しながら、過去の記憶が蘇ってきた。
そういえば保険の手続きをしている時に、ドクターが決まったら、どっかへ電話して、そのあとドクターに会う様にしろって言われたような気がする。
このことやったんか。
もし急病になっていても、苦しみながら登録をさきにせんとあかんかったんやろうか?
と言うことは保険を使って病院でみてもらうことはできなかったのかもしれない。
ついでに妻の番号も取っておいた。
と言うのも
電話がつながるまでに10分、その後もう一回転送されて5分待ってやっとつながったラインである。このチャンスを無駄にしてはいけない。
彼女は医者嫌いで、ちょっとやそっとでは病院に行かない。
しかし、何かあったときに、この登録から始めるのは大変である、番号くらいとっておいても良いはずだ。
番号取って担当のドクターから私を患者にするという許可が出たら、
やっと予約がとれることになるらしい。
今日やっと連絡があって3週間先の診察だそうである。
初診であいている時間がその日しかないと言ってたけど
初診と再診の診療時間は何か違うのだろうか?
わけわからんが、納得して予約するしかない。
こういう作業自体がストレスとなる。
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