行方不明

なんか、こんなことを書くと本当に老化が始まっているのではないかと

心配する向きがあるかも知れない。

でも、本人はそれほどまでには深刻には受け止めてはいない。

たぶん偶然が重なったのだろうと。

先週の金曜日の帰り、小銭を出そうとしたが、小銭入れが

見つからない。

最近小銭入れを出したところを思い出してみる。

そこで、小銭入れを出して、しまい忘れたのかもしれない。

それがどこの店と特定できるほどの記憶はないが、

店は３～４に絞られる。

実は、一昨日と昨日、思いつく店へ行き、事情を話して

「このような大きさ、色の小銭入れを忘れていなかったか？」と

聞いてみた。答えはいずれも、「否」であった。

「なかったと思う。あれば連絡するので連絡先を。」であったり、

また、

「ありませんでした。そのような忘れ物は時々ありますが

あれば、交番に届けています。ここ１週間にそのようなものは

ありませんでした。一度、交番へ行かれたらいかがですか。」と

明快に回答してくださる店もあった。

もう１店は、ちょっと棚を見て、

「無いうようですねえ。」といい加減である。

でも、忘れたのはわたしだ。人様を責めることはできない。

その小銭入れが、今日会社の封筒の中にあるのが見つかった。

そうか、あのとき、封筒に入れていたのか、である。

必ずしも、そこに入れたとの記憶は定かではないが、

たぶんそうなのだろう。

でも、あって本当によかった。

マリさんから頂いた（中古ではあるが）ブランド物である。

この日見つからなければ、マリさんに「ごめん」という予定であった。

 

さて、もうひとつの忘れ物。

昨日、銀行へ行った。呼ばれて窓口で話していると

後ろから声がする。

見ると先ほどまで、申請書に記入していた場所に

書類を忘れていた。それを指摘してくれたのであった。

ありがたく、何度もお礼をいった。

それにしても、なんで忘れたのだろうか。それが疑問だ。

実は、以上に留まらない。

最近ある大きな買い物をした。

それは勤務先から補助を頂けるものであり、

その補助申請の控えを申請日の夕食前に居間においた。

それが見つからない。どこへやったかも覚えていない。

控えなので、補助には関係ないのであるが、半日前に見ていた

書類がない、行方を覚えていない、ということが気持ち悪く

その後も何度か探したが、結局見つからない。

しかたないので、補助申請の用紙だけを今日、会社でもらってきた。

こんどこそ、紛失することなく関係書類と一緒に保管しておくことにしよう。

 

これって、やはり老化なのでしょうか。