仕事場は経年的に同じ組織であることは珍しく、かつてわたしが
お世話になった職場も例外ではない。
長女が生まれた直後、わたしが所属していた職場は
遠いところへ移っていった。
わたしは元の地域に残り別の仕事場へと移った。
長女の出産祝いをしてくれた多くの人たちは遠くへと移っていった。
あれから、33年になる。
長女は結婚し、5年生と1年生のこどもがいる。
わたしにとっては孫たちだ。
33年前に存在した、その職場の人たちはだんだんと還暦となり
定年退職をしている。
その定年退職を祝う会が毎年、移っていった先で行われている。
対象は、33年前のメンバーである。
6月2日(土)その会が開催された。集まったのは13名。
別にセレモニーがあるわけではない、ただただ、昔と今について、そして
少しだけ将来のことについて思い思いにお話しをする。
メンバーの8~9割は定年を過ぎた。集まったなかで現役は3名であった。
もう、利害関係もなく、ただただ懐かしい話しが弾む。
大きな声でいっぱいしゃべる人、聞いているだけの人。
場は他の宴会と変わらないが、懐かしさの重みは違う。
これも世話をしてくれる人があってのことである。
幹事さんは、「今年も集めた会費があまった。」と嘆いていたが、
それがあるから、また来年も開いてくれるだろう。
そのとき、わたしはもう、仕事を辞めているかも知れないけど、
その、同窓会には行くつもりをしている。
お世話、よろしくお願いします。
同窓会の翌朝の駅前商店街。早かったのか、閑散としています。
本土へ渡る電車の中からの風景
往復ともローカル電車を使いました。
本を読み、眠くなれば居眠りをし、目覚めれば読書をし。
2/3以上は眠っていたと思います。至福!
この電車はワンマンカーで、運転手は女性でした。
カッコ 良かった!