今年はどのような年になっていくのでしょうか?
まず、
経済面ですが、過渡期にあると言われて久しいのですが、
構造改革と言いながら、実質上は大資本・大企業中心の対策に
なってしまいました。
例えば、株価はあがっても、地方の最繁華街と言われる駅前商店街を
見てください。閑古鳥のないているところがすくなくありません。
地元の努力不足と責められながら・・・なすすべがないのです。
一方で、
郊外では大きなモールが車で一杯になっています。
要はこれを構造改革という名の時代変化ととらえる人もいますが、
予告無しの変革というのが問題なのです。
これは完全にアメリカ式の消費経済構造の手法です。
アメリカの大都市の周辺の地価は高騰し、そこに巨大なモールが沢山出来ています。そこには巨大資本とブランドが入っています。
まあ、経済のグローバル化が着々と日本では進んだということですね。
そのうちにアメリカの巨大資本がズズズッとやってくることでしょう。
一方で
市中銀行への貸出金利を0%にしたために日本は完全なデフレになってしまいました。これをどうにかしてインフレ直前まで持って行きたいのが金融政策担当者達の願いでしょうが、日本のこのデフレへの慣れが世界経済にも大きな足かせになっています。うまく移行しないと超インフレになってしまいます。
そうはいっても、だんだんと強弱のはっきりした領域が見えてきました。
これからのことを考えると早く動いた人が勝つ。その方向と読みが正しければということ。わたしは身が軽いので(当然のごとく特大の土地や資金を持ってはいないので)見極めたらばすぐに動きます。
一方で
日本の政治はご存じの通り。トップダウンの妙味を味わっている人たちの時代です。しばらく自由に意見が言えないうちに、日本は、経済はアメリカなどの超資本の支配下に、そして、政治は極端に右傾化。子供達の少子化と共に子供達はますます過保護になっていき、自分で自分のことが出来なくなっていくでしょう。
環境の悪化と共に日本人は自分たちのすべてを担ってくれるははずの「貴重な財産」である子供達をなんの考えもなく、自分たちの今の都合だけの「消費」にしようとしている。親が守ることも大切。もっと大切なのは自分のことを自分で考えて自分で自分を守ることを目指さないと、今の流れでは異論を吐く余地さえもない戦中の雰囲気になっているのです。当時の若年者・若者達も連れ出され、負けと分かった戦に投入され、いまになって、同じ系列の政治家に「二度と戦争はしません」という誓いの道具に使われるのはきっと「やめてくれー」とさけんでいるのではないでしょうか?
父親(元職業軍人)ゆずりの私も特別に保守的な人間だと思っていますが、この点だけは許せないのです。
若者の命は貴重ゆえ「勝ち戦」の可能性があるときにのみ使え!!私はそう言いたいのです。そんなことは二度とくりかえしてはならないのです。その叫びの気持ちが分からない人がその気持ちを代弁するのはおこがましい。そうとも思います。
また一方では、
社会はどうなっていくのでしょうか。
あらゆるものの価値がひっくりかえり、昨日の価値は今日になったらなくなっていったり、またあたらしいものが生まれていくはずです。天才を沢山生み出す国が勝つでしょう。いや、経済がグローバル化するとアメリカをトップとするピラミッドのような世界がより完璧に作られていくのです。アメリカが崩壊するとき、今の世界も崩壊する。そんな気がします。それに対抗する予定のアラブ諸国も目標がばやけて混沌とした状況を呈しています。
同陣営の中では国境も国もなくなってしまうでしょう。そんな意味がなくなってしますのです。
あるのは、アメリカを親分とする属国?の連合とそれ以外という分類の世界観がもっともっと敷衍していくと思われます。
みなさんも今年が去年とおなじスピードで過ぎるなどと言う「幻想」をもたないことです!


・・・・さて以上が昨夜飲み過ぎて見た「悪夢」でうなったわたしの「うなりごと」です・・・・。