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続!東京都青少年健全育成条例にあえて賛成する!

2010年12月07日 23時54分00秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。

続!東京都青少年健全育成条例にあえて賛成する!


2010年12月7日 23:54


大阪芸術大学
芸術学部哲学教授

/国内のセクハラ問題、世界の人権保護問題からして、どうやってもいずれ日本の漫画やアニメの児童ポルノ表現に対して 規制がかかるのは必至だ。それなら、警察が勝手に判断できる刑法175条や児童ポルノ法の改正強化よりも、作り手が加わって自治体で自主審査できる青少年健全育成条例の方が、はるかにましだ。/

 追い詰められたイヌは、助けようとしている者の手にも噛みつくというが、誰が本当の敵で、誰が本当の味方か、騒いでいる連中には、もうわからぬらしい。だが、やたら吠えても、時勢として、ダメなものはダメだ。いまのあんな都知事がやることか、などという冗談では済まない。まして、ある著名な評論家が、賛成派はみな統一X会の回し者だ、などと言うのを聞くと、それ、ナチスが、自分の反対者はみなユダヤ人だ、と言ったのと同じじゃん、こいつ、どういう人権意識をしているのか、と人を疑いたくなる。

 そう、この問題の根本は、青少年育成問題以前に、もっと大きな人権問題だ。まさに今週(12月4日から10日まで)は、人権週間。なんぼ「表現の自由」を掲げても、現行法体系では、ポルノ、すなわち、猥褻物は、刑法175条でアウト。マンガなんだから、被害者がいない、などという発想は、時代遅れ。会社や学校、人によっては不快感を起こすものの掲示、性的な冗談、容姿、身体などについての会話をすれば、「セクハラ」になる。まして、公共の場、一般の書店なども、ダメに決まっている。相手の意思に反したら、もうダメ。そんなの主観的で自分勝手だ、とかなんとか、反論してもムダ。相手が、嫌だ、と言っているのだから、その時点で、相手の人権を尊重して、止めなければならない。
http://www.insightnow.jp/article/6107

 

 

 

  東京都青少年健全育成条例改正にあえて賛成する! 

 都条例の改正の焦点は、マンガやアニメの児童ポルノだ。不健全図書に指定されても発禁になるわけではなく、問題の本質は、児童ポルノを利用した近年のマンガやアニメの商業主義だ。社会を敵に回し、改正に反対する暇があったら、作り手たちが自分たちで解決すべきではないのか。/

 青少年健全育成条例のようなものは、戦後、どこの都道府県にある。唯一無い長野県も、市町村の条例によってカバーされている。今回、東京都条例の改正案で論争となっているのは、青少年が販売したり閲覧したりしさせないようにすべき、いわゆる「有害図書」に、マンガやアニメの児童ポルノを明記しよう、という点だ。

 現行の東京都の条例に即して言えば、「青少年」というのは「十八歳未満の者」で、これまでにも、第七条で、いわゆる「有害図書」(東京都の言い方では「不健全図書」)を青少年に販売等をしないように努めなければならない、とされている。その対象は、「図書類又は映画等の内容が、青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認めるとき」とされる。

 この条文そのものからすれば、その主語は「図書類の発行、販売を業とする者は」であって、本来は、発行者や販売者が、そのおそれを認めるときに、青少年に販売しないようにする、という、自主規制の努力義務だ。しかし、実際は、同施行規則により、東京都青少年健全育成審議会が「不健全図書」を指定し、書店が、青少年に販売しないこと、青少年が閲覧できないように包装すること、一般図書と陳列を区別することが義務づけられることになる。
 http://www.insightnow.jp/article/6095

  記事の紹介終わりです。

  

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■ 2009年7月9日
  「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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