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ウクライナ軍に撤収命令=ロシアが完全支配-クリミア・主要閣僚、初の現地入り
【シンフェロポリ時事】ウクライナ新政権のトゥルチノフ大統領代行は24日、安全保障国防会議がクリミア半島に駐留するウクライナ軍に撤収命令を出すことを決定したと明らかにした。これにより、クリミア半島は軍事面で完全にロシアの支配下に入った。
クリミア半島のウクライナ軍基地は2月末以降、ロシア部隊とみられる「自警団」などに包囲され、相次いで陥落。ウクライナ国防省は、ウクライナ部隊に自衛のための発砲を許可したものの、組織的抵抗の動きはないまま、ロシアに半島を明け渡した形だ。
クリミア自治共和国のテミルガリエフ第1副首相は24日、「クリミアにウクライナ軍拠点はなくなった」と宣言。ウクライナ軍将兵は自由にウクライナ本土に去ることができると述べた。
一方、ロシアのショイグ国防相が24日、クリミア半島の中心都市シンフェロポリに入り、自治共和国のアクショノフ首相やコンスタンチノフ議会議長らと会談、安全保障問題について協議した。ロシア主要閣僚のクリミア入りは21日の編入条約発効後初めて。国防相は、2日にロシア側に寝返ったウクライナ海軍のベレゾフスキー前総司令官を、ロシア黒海艦隊の総司令官に次ぐナンバー2に任命した。
また、ロシアのメドベージェフ首相は、クリミア半島をロシアの電力供給網に連結することを検討中だと明らかにした。23日に起きた停電について、テミルガリエフ氏は「ウクライナがクリミアを威嚇するため送電を削減した」と非難したが、ウクライナ側は送電システムの事故が原因と主張している。
さらに地元通信社クリムインフォによると、ロシアの通貨ルーブルについて、4月に公定通貨になるのに先立ち、24日から流通を開始。当面はウクライナ通貨グリブナと併用されるが、税金や公務員給与などの支払いは24日から原則としてルーブル建てになった。クリミア住民に対するロシアパスポートの発給開始と合わせ、急速に「ロシア化」が進められている。(2014/03/24-21:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014032400703
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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