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三菱重工業と川崎重工業が製造する 「そうりゅう型」 通常潜水艦のオーストラリア向け輸出が年内にも正式決定か2014/09/28(日) ?? 12:00
■インド、ベトナム、インドネシア向けにも輸出が期待され、業績面での寄与が期待され株価を押し上げる要因に
三菱重工業 <7011> と川崎重工業 <7012> は、日本の通常潜水艦「そうりゅう型」の製造を手掛けている。この潜水艦はスターリングエンジンを搭載し、静寂性や機動性、潜行性など、いずれも世界トップの性能を誇る。この「そうりゅう型」潜水艦が年内にもオーストラリアに10隻輸出する可能性が高くなってきた。
これまでオーストラリア政府はドイツから通常潜水艦を購入する予定だったが、日本に変更することになったのは、「そうりゅう型」の性能が群を抜いて優れていることと、また日本の武器輸出三原則が緩和されたことによる。
潜水艦の技術力は原子力潜水艦ではアメリカがナンバーワンだが、通常型潜水艦は日本の右に出る国はない。原子力潜水艦は一度、潜航すると1年以上も浮上することはなく、作戦行動を展開できる。一方、通常型潜水艦は数日間しか潜航できない。ところが、この「そうりゅう型」は最大で約2週間は潜航できる性能を持っており、戦略上の問題点は払拭されたという。
また、オーストラリア政府が潜水艦増強に乗り出した背景に、最近の中国海軍の動きがある。同政府は中国海軍の脅威に立ち向かう必要性から、早急に手を打つことにしたようだ。
こうした事情はインドやベトナムも同様で、両国の海軍、とりわけ潜水艦の増強に前向きだといわれている。さらにインドネシアは韓国から潜水艦を購入したが、故障が多く、最新鋭の潜水艦の購入に乗り出しており、いずれの国も日本の「そうりゅう型」購入に強い意欲を示しているようだ。
また、安倍首相は東シナ海、南シナ海、さらにインド洋における中国の覇権拡大を抑制するために日本とオーストラリア、ハワイ(米国)、インドを結んだ「ダイヤモンドセキュリティ構想」を構築して、自由航行という海洋権益を保護すべきだと主張している。
こうした流れから「そうりゅう型」潜水艦はオーストラリアにとどまらず、各国の戦略的ニーズに応えるため、輸出拡大の可能性が出てきた。ちなみに日本の14年度国家予算で「そうりゅう型」10番目艦建造に約513億円が計上された。一方、オーストラリア向け10隻の契約額は約2兆円と伝えられている。もちろん、武器輸出に対して日本国内からの反発が予想されるだけに、単純な話ではないが、最近の中国海軍の強引な覇権活動を勘案すると、日本の潜水艦が世界で活躍するということが単なる「夢物語」と簡単に片づけることはできない。
いずれにしても、この潜水艦を製造している三菱重工業の業績は絶好調で推移。2015年3月期は前期比19.4%の増収、同25.6%の経常増益が見込まれ、経常利益は史上最高益を更新する見通しである。
株価は先週752円まで買い進まれ、1月26日の730円に急接近する場面があったが、目先目標達成感が出て、結局706円で引けた。一方の川崎重工業も三菱重工業ほどの伸び率ではないが、同0.9%増収、同8.9%経常増益が見込まれ、経常利益は史上最高益を更新する。株価は先週449円まで上げ、引けは445円と頑強な動きに終わった。
PERは三菱重工業が約18倍、川崎重工業は約17.5倍と、超割安とはいえないが、「そうりゅう型」潜水艦の輸出という材料は株価に依然、織り込まれておらず、上値余地は充分あると見られる。当面の目標はPER20倍として三菱重工業が770円前後、川崎重工業510円を目指すものと期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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日米安保とか、講和体制と呼ばれるものは、このような全体的には、一般国民を、100万人も虐殺して、その恐怖の上に築かれた。そして現在も日本は、米露そして支那、最近は北朝鮮の核兵器に取り囲まれて、その威圧下で雌伏を余儀なくされている。
わが閣僚の、腹の内 【わが郷】
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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