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マレーシア機「高エネルギー物体が機体を貫通」
2014年09月09日 22時51分
【ブリュッセル=三好益史】ウクライナ東部で7月17日に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、原因調査を主導するオランダ安全委員会は9日、中間報告書を公表した。
墜落の原因について「外部から多数の高エネルギー物体が機体を貫通した可能性が高い」と指摘。ミサイルによる撃墜を示唆したが、断定までは踏み込めなかった。墜落現場の戦闘激化で調査が十分できなかったことが中身の薄い報告につながった。専門家による墜落原因の分析結果公表は初めて。
原因を巡って、米欧やウクライナ政府は、親ロシア派武装集団が旧ソ連製地対空ミサイル「ブク(BUK)」で撃墜したと非難してきた。武装集団やロシアは否定している。ブクは標的の近くで爆発し、無数の破片を命中させる。今回の報告はこれを裏付ける内容ではあるが、注目された原因特定には至らなかった。
事件後も親露派武装集団が戦闘を続けたためで、調査チームの現場検証は中断。報告書は「いまだに現場から鑑定のための残骸を回収できていない」と記している。武装集団は証拠隠滅も行ったとされ、中間報告は写真やブラックボックスの解析など少ない手がかりをもとにまとめられた。
それによると、操縦席の音声を録音した「コックピットボイスレコーダー(CVR)」と、飛行データを記録した「フライトデータレコーダー(FDR)」の二つのブラックボックスの解析では、同機は墜落直前まで正常に飛行していた。だが、どちらも午後4時20分3秒(ウクライナ時間)に突然、記録が途絶える。パイロットの声、異常を知らせる警報音やデータなどは記録されていなかった。
報告書は「高エネルギー物体」が貫通した証拠として、多数の穴やくぼみのある操縦席部分の残骸を写真で掲載。残骸が東西約10キロ、南北約5キロの広範囲に散乱する現場の空撮写真も示し、「機体が空中分解したため」と説明している。
2014年09月09日 22時51分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140909-OYT1T50182.html
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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