蟲蟻紋妖

いろいろやっていましたが、
ある日画像がプロバイダ夜逃げで消滅。
文章のみでちまちまやっていきます。

ヘソナガオオアリ

2006-02-26 20:34:24 | Weblog
真鶴といえば蟻の聖地ということで、スペシャルな集会が
いきなり行われました。そんで帰ってきたところです。
眠いのでスペシャルな講義などについては後日また。
すぐ忘れることには定評があります。今回はシン・ハンさんから
mp3で送って頂く予定なのでおそらく平気でしょう。
メモもあるし…

聖地は近年いろいろあっていまいちのようですが、それでも
こうやんさんが怒涛の引きでアメイロオオアリの脱翅雌を出し、
オオハリアリとアズマオオズしか出さなかったしょっぱい僕が
欲しい欲しい言ったところ飼育を担当することになりました。

撮影が駄目で補正をかけまくっています。現物はもう少し
透き通るようなやわらかい色調です。
大きさはミカドの雌と同じくらい、頭部がやや小さいようです。
容器に入れたところ落ち着かないようなので、夜行性ですから
うちでは初の暗室を採用しました。
ミカドも夜行性ですが、まあいいです。
近いうちに伊那採集が可能であれば、ミカドやムネアカあたりの
幼虫か繭を導入してガッチリいこうという算段です。
なお容器には低い天井も採用しており、まあそういうことです。
なおトゲアリも遮光が必要らしく、突貫工事しました。
ひとまず皆様お疲れ様でした。

近況崩国

2006-02-22 04:01:14 | Weblog
恒例です(どこが)。

・アミメ…産卵開始。不断給餌と高プロテイン食がキモとみています。

・クシケ…単調増加。ゼリーと甘海老で天井見えるまで食わせます。

・アシナガ…単調増加。しかしワーカーが小さい。餌用アリのでっかい
 幼虫とか繭とかがたくさんほしいです。こいつらに関しては
 諸要因含めてやはり甘海老よりも良いです。
 甘海老でできないというわけではないですが、くっさいですよ…

・アカヤマ…幼虫成長、後続もあり。ワーカーの腹が膨れっぱなし
 なのでいい感じに幼虫に回っているようです。とにかく成長が
 速い!これは甘海老が効いて(またかよ)。

・ヨツボシ…Q1W1で細々とやっています。オフシーズンでワーカーが
 いくらか頓死してしまったので、デリケートに操作していく予定です。
 昆虫ゼリーは食います。

・ウメマツ…3コロニー中2コロニーは捕獲時に女王を目視したんですが
 あれから出てきません。更に気まぐれの戦国時代給餌なので
 戦死者が半端じゃないです。あまり餌循環が悪ければ各容器に
 直接給餌してクッションにしましょう。
 しかしなんでこんなこと考えたんだか…

・ミカド…非常におとなしく。餌を食う部隊は少数精鋭です。
 まあ管理はラクなんですが。シーズン入ってからですかね。

・エゾアカ…なぜか、Q付きでいまだ少数生存しています。
 これは何かの布石として使えそうなので、まだまだ諦めません。
 こないだハンズで良さげな塚材見つけたし…

・トゲズネハリ…なにも触ってませんが生きています。

・トビケ…まったりゆっくり増えたり減ったりです。いちおう安定。

・ムネアカ…これもトビケと似たようなもんです。環境に慣れつつ
 増えないというダレた奴らです。

・ツヤクロ…アカヤマと違って産卵すらありません。
 とりあえずはシーズン後の変化待ちということで個体維持を優先。

・クロクサ…雑な連中なので雑な給餌でもきっちり喰らい尽くします。
 これは女王いたら笑えると思いますよー。常に動いているというのが
 たいへん楽しいです。臭いですが。また、採集日から逆算すると
 エアロケージは有効であるという主張はいかがでしょう。

・トゲ…まったりやってます。産んでません。まあ任せます。

飲まれ緑茶

2006-02-16 15:29:32 | Weblog
幼虫がどこにいったのか見当がつかなかったのだけど、
エアロ多層ケースの下1,2層を幼虫のサイズで分類して
使用していることが分かった。では、なぜ土中では
だめなんだろう。向こうは石膏も一応あるのに
なぜアクリル剥き出しのエリアを選んだのか。
しかも横風が入ってくる構造だし。
ますます水やりを忘れると面倒になりそうだ。
さすがにちょっと面白いので撮りました。


なんだかよくわかりませんが。

まくわうりの拳

2006-02-15 00:22:35 | Weblog
クロクサの動きを見ていて気がつくこと。
・チューブを移動する際に数匹がまとまって行動することがよくある
・ゼリーはそのままより一度攪拌して与えた方が減りが速い
・部屋が乾燥しているようで内部の水分もすぐ飛ぶ
 このため霧吹きなどでできれば1日1回以上は保湿させた
 方がよさそうに見える(見た目の印象として)
・クロクサの快適な湿度は分からないけれど、中央の
 エアロ層状容器には死骸がよく見られる。そこで死ぬのか
 運びこまれているのかは見極められていない。

カラス天狗の嘱託

2006-02-11 11:39:33 | Weblog
クロクサがあまりにもせわしなく、また食欲旺盛なので
面倒ですが面白いです。
巣穴を掘ったりもするのですが、あまりにも無秩序なので
地形そのものが変わっています。
当初は使用されないと踏んでいた多層ケージですが、
土を盛られたり走り回られたりと、多目的な空間として
なんだか使用されているようです。
これは女王がいたらジョイント増やしまくりの方向で
楽しめるんではないでしょうか。奥ゆかしさはないですが
ライフゲーム的なものがあります。

アシナガは腐った甘海老の上に平気で乗っていたりしますが、
処分に困るのでやめてほしい。

甘海老

2006-02-09 19:22:59 | Weblog
カミキリ幼虫は結局食べてくれないのでアカヤマにあげたら
大好評。産卵までしました。すげえ!
蛋白質の重要性なのか環境なのか、どうなんでしょう。
ツヤクロにもあげてみよう。
という訳でアミメに入れておいた片割れを取り出して見ると、
なんかダニが沸いてたりして痛んでおり撤去。
さてこうなるとミルワームに戻ってしまうのですが、
タイトルのとおり甘海老で実験をするのです。

ツヤクロいい感じできてます。まあ構成員はアカヤマの所と
同じようなものですからね。
アシナガもきてますがいまいち伸びない。
しかし食いついただけで結構。使えることが分かりました。
追って他のにも試します。

たこ模様

2006-02-08 12:01:08 | Weblog
アシナガの住居が狭そうです。ので1部屋増やしました。
最近では昆虫ゼリーにも飽きている様子、なにをやればいいか
決めあぐねてとりあえずカチカチになったカミキリムシの
幼虫を入れておきました。
そうしたら生きていてびっくり。とりあえずハサミでチョン。

ウメマツもなんかそんな感じですが、食欲と衛生は
確保しているのでもう少し様子を見ようと思います。

クロクサは動き続けています。これはどういう子育てを
やるのかぜひ見たい。

というかアミメに似ている感じがします。すなわち
ジプシー用の広いケージを設けた上で、餌場のジョイントを
多めに設置する。今年のアミメはこれでいってみようかと思います。
とにかく、床を汚さないこと…

妖怪ログアウト

2006-02-07 21:27:59 | Weblog




そういう訳でクロクサの飼育ケージです。両翼には
土ごと採取したワーカーどもがいます。各ジョイントから
餌部屋とか中央の変なのに行くことができます。
現段階では餌はそれなりに消費され、真ん中の変なのは
単なる迷宮と化しているので再考の余地があります。


室温を上げてみたら移動が高速になってきました。
夏にはあの黒い雪崩のようなものが見られるのでしょうか。

イルカに乗ったセイウチ

2006-02-05 19:30:20 | Weblog
前日1時間しか寝ていない訳ですが寝ない方が悪いので、
とにかく電車を乗り継いで土浦へ。あべさんとシン・ハンさんに
合流して筑波山。クロクサリベンジです。
なお主にかったるいという理由のため撮影は樹を一枚
撮っただけで、その樹の下を掘ったということでもないので
写真はないです。例によって堀りっぱなしです。

今回は急斜面を対象にして掘るので、また後方は森林となっており
ダイナミックな作業が可能となりました(雑)。
10:30にクロクサのワーカーを掘り当て、各自で舞踊。
ここからが長いのですが、もうこうなればスコーンと
でかい塊が出てくるだろうと思っていたのがそうでもなく、
なんとなく根に沿うようにしたアバウトな形でボロッボロッと
沸いて出ます。こうなると女王探しは超難易度となり
棚上げです。想定していた構造と全く異なる形で
出てきてしまったのですから、その構造をどうにか
把握しようということに重点を置く訳です。

おでん食ったりしながら都合5時間ほど掘りました。
それなりに数も取りましたが女王の気配はありません。
また巣の構造も奴ら非常にテキトーで、部屋などを設けず
地面にそのまま埋まっているかのように存在している
ケースが多数を占めました。一応樹皮と接している
場合はその部分が黒色になってはいるのですが、
だからどうだというのもわかりません。
パルプ質の巣材もいろいろ謎を残したままです。
匂いだけは必要以上にあります。
で、吸虫鬼は「吸うのはいいけど吹くな」というのを
守らなかったため結露し、性能が低下。あげく
変な開け方をして活性炭が漏れるなど操者の不手際が
露呈する一幕がほぼ全編にわたって執り行われました。

女王不在のコロニーですが、やや自虐的な発想で
「外部の脱翅雌を受け入れるのではないか」という
ことで一致し、そういうことになるであろうことにしました。
拾ったらください。お疲れ様でした。