ご無沙汰!!!約1ヶ月ぶりにリーグ戦再開!!!
ピルナは昨年までの11戦で10勝1分で勝点21で首位。
2位以下は大混戦で2位が唯一ピルナと引き分けている『LHV Hoyerswerda』。
『LHV Hoyerswerda』の勝点は17。つまり首位のピルナとは勝点差5。
巷では独走態勢に入っただの言われているが、今日の試合を落とすとピルナも混戦の中に身を置く事になりかねない。
特に一ヶ月ぶりの試合ということもあって何が起きるかわからない。
ピルナはここまで無敗で来ているだけに万が一、星を落とすことがあるとズルズルといく可能性が無いとは言えない。
そんな中2007年一発目の相手は中位につけている『SG LVB Leipzig』。
試合前のミーティングでマテアスから『DFは右45度でOFは右サイドでスタートからいく』事を告げられていた。ただ『DFはあまり前に出なくて出ても9mくらいまでにしてくれ』と注文されていた。
試合開始からチーム全体リズムが悪い。シュートミスや相手のリスタートそれに退場などが重なり相手にリードを許す。なんとなくいやな予感がしながら試合は進む。試合序盤は僕にシュートチャンスは無かった。
マルティンが2度の7MTスローを外し自らベンチに戻っていった。
『いかんな・・・これは』
DFでも『9mより前には出ずに守ってくれ』という注文が足かせになって僕のところで何度か押し込まれるケースが続いた。
マテアスに『もう少し前に出させてくれ』とアイコンタクトするものの『もう少し我慢してくれ』的な返し。
その数分後。
横を守るアンドレアスから『クシ、俺が完全に真下のポストみるから。クシはいつも通りもっと前に出てアグレッシブに守っていいぞ。ベンチは気にすんな。』と声を掛けられた。以前にも同じようなケースがあったので『分かった。そうしよう』と返した。マテアスにも前に出て守ると意思表示をした。マテアスからもオッケーが出た。
こうなった以上死んでも守らないとあかん。
そこから徐々にDFが機能しだす。
変則5:1DFと5:1DFを使い分け何とか相手のリードを詰める。
前半15分過ぎにマルティンが再びコートに戻る。僕はマルティンと交代。僕はDFのみ。マルティンは攻撃のみ。スクランブル体制だ。
前半25分DFからの速攻で1対1から相手を半身かわして強引に決め1点目。
前半終了時には何とか16対15と逆転。しかし内容は良くない。
後半はベンチスタート。ピルナは6:0DFで守る。
いつもなら後半立ち上がりに爆発することが多いピルナは未だ沈黙・・・
とにかく7MTスローが決まらない。前半からここまで4、5本のチャンスを逃している。
後半中盤までわずかなリードを保ちながら試合は進む。拮抗状態が続く。
後半15分に再びコートに戻った。マテアスの指示は攻守ともに右サイド。しかしコートの中では気がついたら変則DFでトップをしていた。何でだろうか・・・無意識に。コート中ではみんなが前に出ろと言っていたし、ベンチも何も言わなかった。マテアス自身が『それでいいんだナイスDF』って声を掛けてきた。こんなこともあるんやな・・・
DFが機能しだし徐々にピルナがペースを掴む。
この試合何度目の7MTスロー獲得だろうか・・・
この7MTスロー獲得に至るプレーで相手は1人退場。僕は誰にマンツーマンつこうか考えていてマテアスの方を見た。マテアスは前方を指す。『誰、誰???』僕はもう一度マテアスを見た。
ちゃうかった。
マテアス『クシ、7MT撃ってくれ』
僕『えええ???俺???』
そうなんですわ。この大事な場面でなんと7MT撃つのは僕・・・
昨シーズンホンダ熊本で2本撃って2本とも外しとります。得意とは口が裂けても言えまへん。
しかもオフィシャルの不手際で2分ほど試合中断・・・いやーな感じ。
ペーパーとマルティンがDFに戻らずにリバウンドを拾うために残っている。
『ああそういうことね。君たちは俺様が外すとふんでいるわけね・・・』
『やるしかねー』
レフリーの笛。GKと目が合う。
ザシュッ!!!
会場が沸く。
無事決めた。
この後も2度7MTスローを任され何とか2本とも決めた。やれやれ。
ピルナはリードを広げる。後半の終盤にミドルシュートを放ったがセーブされた。
連続ゴールは21本で途絶えた。けどこんなもんはどうでもいいこと。
結局35対26で勝利。終わってみれば9点差。内容はともかくとしてブレイク後の一戦を白星でスタートできたのが大きい。
これで12戦11勝1分。首位キープ。僕自身は4得点。
明日からドイツ語の学校が始まるので今日は早めに寝るとするか。
それでは!!!
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