ラヂオ惑星モルファス

セルジォ・エンドリゴ①、メリー・ホプキン① 「瞳はるかに」(Lontano dagli occhi)

昨晩は皆既月食でした。少し雲が多かったけれど本当にきれいですね。双眼鏡を持って我が家の隣にある広い駐車場へ行き、何時までも眺めていました。
天文関係の事柄は大好きです。宇宙の果ての銀河のことなどを想像すると、行き詰ってしまったこと、解決の糸口が見えないこと、人との軋轢・・・・さまざまな悩みなど極々小さな問題のように思えますし、自分自身の存在がなんとちっぽけなんだろう・・・・と思い、新しい気力も生まれてくるときも(何時もではありませんが)あります。

スタートレックのシリーズのファンも多いと思いますが、僕も大ファンです。本当に宇宙を旅行してもあのように美しい光景には出会わないでしょうが、どのシリーズのオープニングのエンタープライズが飛んでいくシーンのCGは実に綺麗で何度見ても飽きません。宇宙への憧れというか「こうであって欲しい」宇宙の姿を描いているのでしょうね。映画シリーズも本当にきれいでした。ま、時としてドラマの内容や仕上がりはあまり感心できない場合もありましたが。

全然違う話題ですが、ノーベル賞でも日本中が沸き立っていますね。ある意味ナショナリズムの発露のようなところもありますが、ノーベル賞を巡ってのナショナリズムなら許せる範囲でしょうか?
ただ、10月8日日経新聞夕刊の記事は気になりました。赤色LED、緑色LEDの発見に関わった二人の科学者もまた、ノーベル賞に値すると思いました。

今日は、それとはまったく異なるテーマ。
表題にあるとおり、カンツォーネです。私が中高生だった時代は、エルビス・プレスリー、ビートルズ、ピーター ポール アンド マリーなどなど諸外国の曲が大量に、本当に大量に日本に入ってきました。
皆、受験勉強とか期末試験の勉強とか、あるいは漫画を見ながらでもラジオにかじりついて「電話リクエスト」の番組を聞いていたものです。
勿論日本にも、舟木一夫さんや美空ひばりさんなどの歌手が沢山の歌を歌っていましたが、今のようなJ・Popもなく、当時の10代の心を攫んだのはこうした外国の歌手たち、とりわけビートルズでしたね。

しかし、僕はメロディアスなバラードが好きでしたから、そのような楽曲が多いカンツォーネやフレンチポップスなどを聞くことが多かった。
カンツォーネはサン・レモ音楽祭の様子がテレビで放映され一時は大変な人気でした。(伊東ゆかりさんも出演したね。)ベティ・クルティス、オルネラ・ヴァノーニ、ジャンニ・モランディなどなどお気に入りの歌手の中でも、ウイルマ・ゴイク(イタリアでは「ゴイチ」と発音しているようですね。)は、とても印象に残っています。

今日取り上げた曲は、1969年の曲ですから日本のブームも少し落ち着いてきた頃でしょうか?
当時のサン・レモ音楽祭は、外国の歌手とイタリアの歌手が一人ずつ同じ歌を歌い優勝を競っていましたね。1969年はその前年に、「悲しき天使(Those Were The Days)」の大ヒットを飛ばしたメリー・ホプキン(Mary Hopkin)が、セルジォ・エンドリゴ(Sergio Endrigo)と組んで歌った歌です。
冒頭の「Che cos'è?」(イタリア語はちゃんと表示されないかな?)という歌詞が印象的です。

まず、セルジォ・エンドリゴから。これは、サン・レモ音楽祭の録画ですね。



メリー・ホプキンは、完全に曲だけですが。これは、Those Were The Daysのレコジャケしか画面に出ません。





日本ではすっかり忘れられた曲だと思いますが、イタリアではどうなのでしょうか?
こうした綺麗な曲が、どこかで、いつまでも、誰かの記憶に残っていてほしいと思いますが・・・・・ 

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