昨日書いた方法は問題があり,またもっと良い方法が分かったので修正する.
昨日の方法の問題点:IDピンとGNDピンをショートさせると,S38はACアダプタからの給電の有無にかかわらずUSB端子から5Vを出力する.ACアダプタの出力電圧とS38の出力電圧にわずかな差があれば,どちらかに電流が逆流してしまう.
解決方法:IDピンとGNDピンを1kΩで接続する.これだけでOTG充電ケーブルとなる.昨日の方法のようにスイッチで切り替える必要はない.写真のように,スイッチをつなげていたところを抵抗に置き換えただけである.
なお,抵抗の値は実験的に決めたもので,この値が正解かどうかは不明である.470~2kΩではOTG充電ケーブルとして機能したが,10kΩでは充電機能のみのケーブルとなった.
注意!S38から給電されないのでACアダプタを外すとUSB機器は一切使えなくなる.
あの無茶高い純正OTGを買わなくてよくなりました。ありがとうございました。
大変参考になりました。
L型のmicroUSBのコネクタばらして抵抗を付け
http://s.kakaku.com/bbs/K0000596660/SortID=17169390/
で作ったホストを入れ替えたハブに繋げて使ってます。
AC繋がないと動作しないけど、AC繋ぎながらの方法を探してたので良かったです。
MicroUSBのプラグと、USB延長のジャック側を使って
電源供給は、DCジャックを使用しました。
汎用のACアダプタを使用することで、DCジャックの3番ピンで、本体からの電源供給⇔ACアダプタからの電源供給を切り替えるように・・・
S38 VBUS━━━━━━ VCC DC
ID ━━┳━━━ 3PIN
□1kohm
GND ━━┻━━━ GND
こうすることで、DCジャックを挿している時は、
本体から給電がなされない ことになりますが
DCジャックが繋がりっぱなしの時は、給電されないので
USB機器が使えない ことになります。
USBメモリやHDDを使うときは注意が必要ですね
ACアダプタの供給電流についての調査はこれから・・・
抵抗値は,1kΩではUSB機器の認識,誤認識を繰り返していました。正常動作はおおよそ680Ω以下です。
また,その状態で一晩おいても,1%も充電レベルは上がりませんでした。
方法
1.今回は470Ωとグランドの間にスイッチを配置した。
そうしないと,初期の充電が開始されない。
2.その後,USB機器を接続し,SWをONにして認識させる。
3.その状態で電圧モニターを起動して,監視し続ける。
S38から出力される電圧・・・4.9V程度
電源アダプタ出力電圧・・・5.2V程度
操作等でお気づきの点がありましたら,ご指摘願います。
うまくいく場合とダメな場合があるようですね.
>酉さん
S38の内部でどんなチップが使われているのか不明なので,私もここに書いたこと以上のことはわかりません.
充電レベルが上がらないのは,これの前日の記事の3と同じ状態だと思います.この状態だと充電器をつなげても,S38からUSBへの給電が継続されるため充電されないようです.
この電圧を0.7V以上で1V未満あたりにすると、充電が開始され、認識もされます。
そのため、できればおのおのの器機で、VRにより調整されることが一番かと思います。
いろいろと教わりまして、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。