この1週間に東海地域で起きた地震をまとめた「東海地域の週間地震活動概況」が、本日気象庁から発表されました。
今週は、何と言っても、1日深夜に起こった駿河湾を震源とするＭ６．２ [修正発表前Ｍ６．１] （最大震度５弱） の地震
（上図 - 概況より引用）ですね。
気象庁は、その中で、この地震は想定されている東海地震に直結しないとの見解をあらためて示しています。
その理由として、
（１） 震源が東海地震の想定震源域とされるプレート境界のプレート固着域（深さ１０キロ程度）より深い
フィリピン海プレート内（深さ２３キロ）だったこと、
（２） 余震（２日までに有感地震は震度１が４回）を含め、東海地震の前兆とされるプレート境界付近の「前兆すべり」を
誘発するような地殻変動が観測されていないこと、
を挙げています（静岡新聞）。
詳しくは、 気象庁ＨＰ 「東海地域の週間地震活動概況」 にある当該PDF文書をご参照ください。
今すぐには起こらないかもしれませんが、いつかは起こる東海地震。
できることから地震への備えを進めておきたいですね。