東海地域でここ1週間に発生した地震をまとめた『東海地域の週間地震活動概況（No.０５）』が、
3日、気象庁から発表されました。
28日に山梨県東部・富士五湖で発生したM5.4の地震（最大震度５弱）が、ここ1週間で最も大きい地震でした。
具体的には次のように述べられています。
「・ 28日07時43分に山梨県東部・富士五湖の深さ18kmでM5.4の地震（最大震度５弱）が発生した。この地震の発震機構は、北西－南東方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震が発生する４分前の07時39分にも、ほぼ同じ場所でM4.9の地震（最大震度４）が発生している。また、29日16時46分には、その約５km北の深さ21kmでM4.7の地震（最大震度４）が発生した。」
また、静岡県西部および新島・神津島近海における最近の地震活動に関しては、次のように述べられています。
「・ 静岡県西部の地殻内（領域ｂ）では、昨年11月下旬から地震活動がやや活発となっている。今期間（１月27日～２月２日）、震度１以上を観測する地震は発生しなかったが、活動は継続している。
・ 30日夜から新島・神津島近海（領域ｃ：神津島の南西約60km）でまとまった地震活動が観測されており、31日にはM3.5の地震、１日にはM3.8の地震（いずれも最大震度１）が発生した。」（上図参照 - 概況より）
原文は、気象庁ＨＰ 「東海地域の週間地震活動概況」 にPDF形式で掲載されています。