東海地震に対する意識を高めるブログ

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今月のまとめ - [定例] 判定会の発表など

2014年12月22日 | 今月のまとめ
                 



22日、気象庁の地震防災対策強化地域判定会(いわゆる判定会)から
今月の 『 東海地震に関連する調査情報(定例) 』 が発表されました。

これは、東海地域の地震活動や地殻変動等の状況について、主に前回の判定会(平成26年11月18日)以降の調査結果を取りまとめたものです。

それによると、先月に引き続き、「現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測していません。
とのことです。

国や自治体等で特別な防災対応はとられず、私たちも普段通りの生活をしていればよいというカラーレベル青定例 - 表の下段)の発表です。

具体的には、最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動について、次のように説明されています。(※抜粋)

「 1.地震の観測状況
 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度の低い状態が続いています。

2.地殻変動の観測状況
 GNSS観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。
 平成25年はじめ頃から静岡県西部から愛知県東部にかけてのGNSS観測及びひずみ観測にみられている通常とは異なる変化は、現在も継続しています。

3.地殻活動の評価
 平成25年はじめ頃から観測されている通常とは異なる地殻変動は、浜名湖付近のプレート境界で「長期的ゆっくりすべり」が発生している可能性を示しており、現在も継続しています。
 そのほかに東海地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは今のところ得られていません。
 以上のように、現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測していません。
 なお、GNSS観測の結果によると「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が、小さくなりつつありますが東海地方においてもみられています。」


この発表の内容について詳しくお知りになりたい方は、
気象庁HP 平成26年12月22日判定会(定例)「地震防災対策強化地域判定会会長会見」 のページ
および同ページ掲載のPDF文書をご覧ください。





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