南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

関門海峡へ行ってきました

2010-09-02 | 九州の祭り・観光地
H22年8月28日土曜日鹿児島から北上、スペースワールドで遊び、夜は行き当たりばったりで、なんとか宿を確保した我が家ですが、29日の日曜日、まず関門海峡を目指しました。
「関門」の名は馬関(現 下関市)の「関=カン」と、門司(北九州市門司区)の「門=もん」をとったものです。


関門橋の真下にいますが、向こう岸は中国地方の山口県!
意外に近い!

こりゃ毛利が九州へ攻めてくるわけだ(笑)


頻繁に船が通過していきます。


関門トンネル人道は、ぜひ歩いてみたい!!


1958年(昭和33)に開通した、国内唯一の海底人道トンネルです。
エレベーターで地下60mまで下ります。


子供は記念スタンプ好きですよね(笑)
すぐどっかなくしちゃいますが。
そろそろ、本気でスタンプ専用ノートとか作って持参しようかな?
スタンプマニアやコレクターとか、いそうですよね。
ちなみに門司側・下関側両方のスタンプをつなげて完成です!


それでは下関へ向かって出発です。


自転車やバイクを押して歩いている人もいました。


徒歩無料で自転車・原付20円


トンネルは全長780mで、歩いて約15分くらいかかります。


もうゴールだよ~
頑張って~


2010年9月1日~12月17日までは、関門トンネルリフレッシュ工事のため、人道内も工事養生するとのことです・・・


下関側にもいろいろ、見所があります。


向こう岸は九州・門司港です。
みもすそ川公園の義経・知盛像が見えます。


1185年の壇ノ浦の戦いで、平教経の攻撃をかわした「八艘飛び」の源義経像です。


両軍約4000艘ともいわれる軍船(平家物語)が、関門海峡に集結したそうです。
まず東に流れる潮に乗り、平家が優勢に立ちますが、潮流の反転や義経の奇策に混乱した平家は次第に追い込まれ、平家一門は滅亡しました。


平家の大将だった平知盛の像です
自害にあたり、知盛は碇を担いだとも、鎧を二枚着てそれを錘にし、「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」と言い残して入水したとも言われています。
歌舞伎などでは「碇知盛」(いかりとももり)とも呼ばれ、知盛が崖の上から碇と共に飛込み入水する場面がクライマックスとなっているそうです。


みもすそ川公園内に長州砲が海峡に向かってズラリと並んでいます。
長州砲は、長州藩が萩城下の旧松本村の郡司鋳造所で造らせた和式青銅砲です。
欧米列強の攻撃に備えて、関門海峡沿いに約100門配置されたそうです。
1863年5月から6月にかけて、長州藩は関門海峡を通る外国船を5回にわたって砲撃(攘夷戦)。

翌年8月、米・英・仏・蘭の四国連合艦隊17隻との戦い(下関戦争)で、海峡の最もせまい所に築かれたこの壇之浦砲台は、前田砲台と共に重要な役割を果たしましたが、連合艦隊に大敗し、すべての砲台が占領・破壊されました。
勝利したイギリス軍などに戦利品として持ち帰られ、英国王立大砲博物館から貸与された一門が2008年に「里帰り」し、萩博物館で展示されたそうです。

敗れた長州藩は攘夷政策を180度転換して欧米から新知識や技術を積極的に導入、軍備軍制を近代化してゆきます。


標高268mの火の山山頂へロープウェイや自動車で行けます。


火の山ロープウェイ壇ノ浦駅へ向かいます。


敵の来襲をつげるのろしを上げていたことが「火の山」の由来だそうです。


10:00~17:00の間に20分おきに運行。


大人往復500円、小人往復250円です。


下りのケーブルカーとすれ違いました。
手を振り合います(笑)

火の山ロープウェイ動画



素晴らしい眺望となってきました


火の山駅に到着


瀬戸内海国立公園の一部である火の山公園は、けっこう広い公園で、遊具もあるようでしたが、暑かったので展望台に向かいました。


宮本武蔵と佐々木小次郎の顔出し看板。
巌流島が関門海峡にあり、船で行けます。


壇ノ浦合戦・源義経と平知盛の顔出し看板も


望遠鏡で眺めたりしました


巌流島です。


関門のシンボル・関門橋は全長1068m、海面からの高さ60mです。

関門海峡動画

関門海峡を東から西へ見渡した様子です。


夜景もいつか見てみたいです。
北九州市の皿倉山も有名な夜景スポットとのこと


わが国の物流を支える「海の大動脈」関門航路


ぼちぼち帰りますか


関門トンネル人道を再び歩きます。
山口県と福岡県の県境です。

関門トンネル人道動画

嫁さんと長女(小4)が山口・福岡の県境をピョンと跳びながら通過しますが、なんの意味があるのでしょう?(笑)


海底トンネルを歩いて通過したり、ケーブルカーに乗って素晴らしい眺望を楽しめたりで、とても良かったです



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