実はフィリップじゃなかったかも

昨年の10月11日に我が家にやってきたフィリップですが、実はその前に候補がいた。


広島ブログランキングに参加しています。あなたのポッチンで私は幸せになれます。

　　

この子（ミックス）なのですが、１０月１１日のちょうど１週間前、１０月４日にアミーゴ
温品店にいたんです。全員が一目惚れをしたのですが、ただ抱っこだけさせてもら
うはずでしたが、聞き分けは良いし、我が家の台所事情を理解しているから、毎週
のようにアミーゴに通って「見て」「癒されるだけ」で満足し、決して口にしなかった
「買ってくれん？」を、娘が初めて言ってしまった。

「だめだめ。介護が必要なばあちゃんが２人も家にいるし、何処の部屋で飼うん？」
「リビングに布団持って行って、今晩から私はリビングで寝る」「昼間の世話は誰が
するん？」「ワタシ！」と急に横からママが娘の味方として参戦。「ワンちゃんの方が
絶対に先に死ぬんで、また悲しい思いをせんといけんじゃろ」「・・・」「それに今は○
○万円なんて余裕ないし」「・・・」

いつも「可愛かったね」と会話が弾むはずのアミーゴ通いが、その日はその後の会
話がなくなってしまい、まるでお通夜のような１日になってしまった。いや、それから
の１週間も、私と他の家族の会話がギクシャクするし、ママと娘は「ショコラ、もう売
れたかね？」などと、名前も付けて「まだいるかね」「可愛いけえ売れとるじゃろうね」
と、そんな会話ばかりしてる。

「売れていなかったら、俺がお金出すよ」と長男が言い出し、１週間後の１１日に温品
店に行ったのだが、ショコラはいなかった。店員さんにおききすると、「あれから２～３
日で家族が見つかりましたよ。あのこすごく可愛かったから」とのこと。全員がかかり。

「じゃあ、可愛いのがいたら買おう」と長男が言うが、その日温品店でピピッと来るワン
ちゃんはいなかった。「宇品店も行ってみようか」と長男が言うが、だれもショコラ以上
に惹かれるワンちゃんは期待していなかったが、そこで出会ったのが、今我が家にい
る黒プーのフィリップ。

その日の様子は、ここで書いています。あの日のブログでは書かなかったが、買う気
で行ったはずなのに「抱っこ」を私が躊躇したかと云うと、値段がショコラの倍以上もす
るので、流石に娘もママも長男に「買って」とは言えないでいた。言い出さなくても心は
読めている長男が「ローン組むよ、この子、買おうよ」と言って買ってくれたのがフィリッ
プです。その日から我が家で長男は「はー君」から「オーナー」に呼び名が代わりました。



FURIFURIしっぽのくぅーさんからプレゼントされた服を着た日のフィリップ