ゆうくんの徒然日記 

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茨城県大洗にある「ご馳走青柳」 2018年2月26日 

2018年03月19日 12時13分30秒 | 茨城県

毎年、どぶ汁アンコウ鍋を食べに茨城県大洗にあるホテルに行っていましたが、今年も2月初めに、2泊3日で、北茨城と大洗に1泊づつしてきました。が、毎年、必ず泊まる大洗のホテルに行ったところ、料理長が定年で退職されたため、新料理長が作るどぶ汁アンコウ鍋を食べたにもかかわらず、何となくしっくりきませんでした(もちろん、美味しかったのですが)。退職後、自宅を改装して、お店を始めたということを聞きつけ、いてもたってもいられなくなり、再度、日帰りで、予約をして、食べに行ってきました。

外から見ると、自宅そのまんま。まぁ、自宅でお店をやるということを想定してなかったんでしょうね。 

のぼりが立っていますが、左側の玄関は、自宅のときのもので、今は使われていません。

 

周辺は、住宅街なので、駐車場はありません。お昼は、歩いてすぐの「〇〇」さんの駐車場、夜は、隣の配送車が停めてある駐車場を借りることになります。

 

お店の入り口は、少し奥まったところにあります。

 

入り口のところにある可愛い看板

 

通された部屋は、大きなテーブルと中くらいのテーブル。おそらくは、全部に座っても、10人から12人くらい。他に6畳の小部屋もあるそうです。が、料理長が一人で作っているので、アンコウ鍋のときは、そんなにいっぱい入ったら、大変なことになっちゃうだろうと思います。今回も、私たちを含めて、3組。2組は、アンコウ鍋。そして、もう一組は、ランチの海鮮丼でしたが、厨房に行ったり、戻ったりと大忙しでした。この店は、事前にメニューも含めて予約をしておくことが大事です。飛び込みは、遠慮したほうが。入れない可能性もあります。

他にスタッフの方が2名いる(この日は、1名のみ)そうですが、話していると、その内容から、ご夫婦なのかと思っていたら、某ホテルで、長年、ずっと一緒に働いていたので、阿吽の呼吸で、言いたいことも言い合えるとおっしゃってました。

席に着くと、目の前には、鍋の用意がされていました。

 

さてと、食事の開始です。食事は、

 

お昼だからではなく、クルマで帰らなければいけないので、ノンアルコールビールで我慢。ほんとならば、日本酒といきたいところです。

 

まずは、アンコウの供酢。これで、1人分ですが、もちろん臭みなどなく、丁寧に作られていて、これだけでも、満足度が高いです。

 

そして、お刺身。写真は2人分。左から、生シラス。真ん中は、さわら。よく見えませんが、海老もあります。上は、尾頭付きのメバルと北寄貝。ホテルのときよりも、ボリュームもあり、味も文句なし。どれも美味しいのですが、生シラスや北寄貝は、今まで食べた中でも、最も美味しい感じがしました。お刺身で隠れて見えませんが、つまの大根も手切りだし、わかめも新鮮で、全部食べることができます。

 

お刺身を食べていると、アンコウ鍋セットが出てきました。これです! 2月初めのホテルよりも、立派(笑)あんこうの7つ道具が全部入っています。

 

 

このあん肝と野菜の水分のみで、鍋を作っていきます。きれいなあん肝。

 

アンコウの身もたっぷり。

調理途中の動画は、以前、ホテルで撮ったことがあるので、今回は、じっくりと見学させていただきました。鍋は、目の前で料理長が作ってくれますが、慎重に味見をしながら、調整しています。

 

アンコウ鍋が出来上がると、取り分けてくれます。ホテル並みのサービス。その味は、求めていたもの!比較してしまうのは、申し訳ないですが、アンコウを知り尽くした、そして、こだわり続けた料理長の味でした。西のフグ、東のアンコウといいますが、これ以上のアンコウ鍋は、どこに行っても食べられません。1人3杯分あります。

 

そして、満足していると、金目鯛の煮つけ。驚くことに、1人1匹。かなり大きめです。味付けも、濃くなく、薄くなく。

 

そして、口直しのサラダ。こちらは、玉ねぎにスライス中心ですが、冷たくて、さっぱり。

 

そして、雑炊。雑炊も、ホントに丁寧に作ってくれます。

 

雑炊も、1人3杯近くあります。

 

鍋のなかは、こんなにきれいになっています。ただの雑炊じゃありません。

 

そして、さいごに、フルーツとコーヒー。2時間くらいの至福のランチでした。

アンコウ鍋は、11月から3月までなので、それ以外のときには、何か目玉になるようなものを考えたいということですが、他の人が食べていた海鮮丼も美味しそうでした。大洗といえば、新鮮な魚のイメージがありますが、ここのお魚は、おそらくは、期待を超える新鮮さだと思います。

自宅から少し距離はありますが、年に1度ではなく、アンコウ鍋以外でも、数回は行きたくなるお店です。



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