すでにコメントもいただいていまして、報告が後先になって恐縮ですが、改めてご報告いたします。
昨年、レイアウトコンペで入選にしていただいた「夕張炭鉱鉄道鹿ノ谷車両区」の製作記事が、鉄道模型趣味2012年2月号に掲載されました。前半後半に分かれていて、3月号に残りが載るようです。
昨日、用事から戻って郵便受けをあけると、見覚えのある厚紙封筒。TMSからの献本です。
「あれ~、何か載ったっけ??」とのんきなこと考えながら、封を開けると、見覚えある写真が表紙を飾っています。
「あっ、出たのか~」と、ようやく気が付いた次第。
なんで、2冊あるのかというと、そのあと、定期購読を頼んでいる「いさみや」さんに、本を取りに行ったからです。いつも、掲載誌は購読用のほかに保存用に複数所持しています。
これまでも、TMSには何度も記事を掲載していただいておりますが、いつ掲載されるかは未定なので、いつも、こんな不意打ちになります。とくに、今回は、コンペ応募の際の写真と説明文がそのまま掲載されているので、編集部とのやり取りがなかったため、さらに不意打ちになってしまいました。といっても、以前にも、一度そういうことがあったので、驚くべきことではないのです。
なんだかんだといっても、うれしいものです。正直に白状しますが、私は仕事上、100篇ほどの学術論文や10冊程度の本を出版しておりますし、現在、毎日新聞と地元の北海道新聞に連載も抱えていますが、それらの出版掲載よりも、TMSに出る方がうれしいのです。
人生で初めて刊行物に自分の文章が出たのはTMSの1982年6月号です。いま、なんだかんだといっても、「もの書き」を生業としている私としては、TMSは人生の原点ともなる存在なのです。
今回も表紙にしていただいて、おまけにトップ記事にしていただきました。表紙になったのは5回目、トップ記事は2回目なのですが、今回は自分で撮った写真を載せてもらったので、大満足です。(北雪鉄道当川線の掲載号以来です。)
表紙の写真は、バイブル、「機関車の系譜図3」の表紙を意識した写真なのです。
これこれ!これがやりたくて、ずっと製作を続けていたのです。それを再現した模型の写真が、ついにTMSの表紙を飾ったのです。感慨ひとしお (ToT)(涙…)
もう、模型やめても本望だな~(ウソですよ!!)
昨日から何回も、自分の文章を読み返しています。まったく子供の様です。