日日日記

イラストレーター橋本豊の日常

タッチョミせよ!

2007年11月29日 | Weblog
オレンジページ「インテリアHOME」No.4建材特集、
「+DESIGNING」08 ブックカバー、
「MONEY JAPAN」(角川SS)1月号 2008年度株式カレンダーなどイラストレーション担当しております。
プアなオレたちは書店でタッチョミ(※1)&記憶だぜ!

※1 タッチョミ→立ち読み

観音菩薩

2007年11月27日 | Weblog
今朝、千手観音が夢枕に立ちました。
長い夢だったので菩薩が出てくるシーンしか覚えていませんけど。

僕は小学校の教室の様な所で寝ていました。
教室の後ろには千手観音像が置いてあります。(千手観音には珍しく、座像でした)江戸の作でそれほど古いものではありませんが、僕は何故かその仏像の真下で仰向けになって寝ているのです。
夜中、目を開けると、千手観音の腕がエビが腕を動かすようにゆらゆらと動いています。
「不思議な仏像だ」と思って、翌朝教室の皆に教えます。
そして、皆が見ている時でも、やはり腕が動くのです。
誰かが大胆にも仏像を持ち上げます。
すると、台座の所から分離して、持ち上げた方の千手観音は、いつの間にか藍色の着物を着た子供の姿に変わっていました。
江戸時代の少年です。
僕は言葉が通じるかどうか分からないので、おどおどして話しかけます。
少年は「おらあ、はらがへった」といったような事を言って、なんで自分が仏像に変えられていたかを説明しました。
理由は忘れましたが、なんでも、台座にある丸い玉にお尻の穴を付けると仏像になってしまうのだそうで、見れば確かに台座の中心にはつるつるした丸い大きな玉が嵌め込まれています。
少年はこちらの言う事を聞かず、あちらこちらを走り回っていました。

その後もいろいろとアドベンチャーが続いた気がするのですが、忘れました。
とにかく、夢に観音様が出てくるのは久しぶりだったので、妻に報告したら、「吉兆!吉兆!」と喜んでおりました。
菩薩が出てきた事はあるんだけど、如来はねえな。
如来、待ってるぞ。


MacProインプレ

2007年11月24日 | Weblog
来た来た、来ましたよ。MacPRO。
OSXも初めてなので戸惑いつつメールなどを移行しました。
まず、思ったのが、静か。ほとんどファンの音がしません。これはいいですね。でも、そのかわりハードディスクのシーク音?ガリガリいう音がやたらと安っぽく響きます。ドライブのメーカーのせいなのか、筐体の反響のせいなのかは分かりませんが。
それと、光ドライブも安っぽいガーガー音がしますねえ。これ嫌だなあ。
OSは面倒なのでタイガーですが、OS9からはそれほど違和感がありませんでした。僕の家にはWindowsマシンもあるので、なんとなくそれに近い感じで扱えました。

フォトショップcs3は早い。でも、そこまで劇的じゃない感じ。(ちなみにメモリは+2GB積みました。)
もう少し仕事で使わないと分かりませんね。
イラストレーターcs3は体感的に「結構いいじゃん」って感じでした。これなら複雑なパスワークでも大丈夫そうです。
双方使わない機能なんかも盛りだくさんな感じですが、今後が楽しみです。
あ、あと、ネット(サファリ)が早いです。OS9は光ファイバーの恩恵を受けられないのですが、これは早い。一瞬オフラインか?と思ったほど早かった。

とにかく、今更やっとOSXに以降したので、これからシステムなんかも勉強しないといけません。
かつてG4が家にきた時のドキドキを思い出しました。
でも今回はそれほどときめかなかったのはナゼだろうな。

買ったどー!

2007年11月23日 | Weblog
ついにといいますか、やっとといいますか、Mac-Proを買いました。
明日到着なので楽しみです。
外付けHDや今度のMacに対応させるためにソフトのアップグレード版なども購入しましたので、だいぶ出費がかさんだけど、これでやっとOSXに移行できます。
データの移し替えとか、これから色々面倒くさそうですが・・・

今まで頑張ってくれたパワーマックG4あんがちょー。ちょうど11月で丸8年。
時たまホームページの更新なんかには使いますけど、予備役扱いということで、おつかれさん。

次買い換えるときは何年後かねー。
使用インプレは次回!

寒い一日

2007年11月20日 | Weblog
急に寒い。

午前中仕事。

午後はヤマダ電気にスーパーカブで行って、Mac-Rroを下見。
年内に導入しようか検討中。

帰りに近所の米屋で米を買う。
ここは玄米を精米してから売ってくれるのだ。今日は「なるべく玄米に近く」とオーダー。
「あんまり黒い(精米度が低い)と機械が止まっちゃうんだけどね」なんて言いながらも店主が精米してくれた。埼玉県米。埼玉のお米は人気がないので5キロ¥1580。ムチムチで美味しいのに。

帰ったら妻がクッキーを焼いていた。

夜はカレー。やっぱりバーモントは胃に来る。

ヨータと風呂。
最近彼は風呂で小便をするのが決まりらしい。

夜、S君から仕事の電話。
ついでに広告業界の機材の現状について話を聞く。

深夜、スコッチを飲みながら、S型ニッコール5cmf1.4のカビ取りのため分解を試みる。
酒を飲みながらカメラレストアをすると深追いするので良くないのだが、慎重にレンズを分解してカビ取り完了。ゾナータイプのレンズって透ける様で好きだ。

ヒマな方の一日はこんな感じ。


けつこんきねんび

2007年11月18日 | Weblog

17日は結婚記念日でした。5周年です。
お式を挙げた青山のセランに予約を入れようとしたのですが、いっぱいでしたので、溜池山王のインターコンチネンタルホテルのブッフェを食べてきました。
考えてみれば、昨年の記念日には京都グランビアホテルでこれまたブッフェを食べたのですが、ヨータが暴れまくって気が気じゃなく、味なんかちっとも覚えていません。
それを考えると、ちょこんと椅子に座ってお利口にしていてくれたので、楽しんで味わえました。
ランチは値段も手頃だし、ホテルは気をつかわなくていいのでお勧めです。

ホテルを出て六本木ヒルズに行ってみました。
なにせ、京都に住んでいたので初めてです。
でも、六本木ヒルズ、つまらなかったナー。ショップもたいしたお店入っていないし、あんなじゃ、「何にもねーよ」ってバレるんじゃないのかなあ。
そして、なんだかすごい疲れたので、帰ろうかと六本木ヒルズを出たとたんに元気になって、東京タワーまで歩きました。でも、展望台まで60分待ち。
やーめたやめた。と夜の東京タワーを眺めて帰ってきました。
そういえば、渋谷でデザイナーをやっていた頃、よく芝大門にあるリコーの代理店に車でお使いに行きました。青山通りから骨董通り、六本木交差点を曲がって、東京タワーの真下を通っていくコースが大好きでした。大好きだったので、「誰かリコー行って校正引き上げてきて〜」と言われると我先に名乗りを上げたものです。やっぱり真面目なデザイナーではありませんでしたね。
あの頃からすると、東京タワーの形状も変わったし、六本木も変わったなあ。

そうそう、六本木ヒルズの「生活の木」に高橋英樹がいました。
桃太郎侍は生活の木でグイッと何かを試飲していました。


井の頭公園

2007年11月15日 | Weblog

家族で井の頭公園に行って来ました。
かつて僕は吉祥寺(三鷹よりでしたが一応武蔵野市)で一人暮らしをしていたので、吉祥寺に来るとボルテージが上がります。
しかも、なんとなく街の構成が京都市内に似ているんですね。
デパートも、オシャレな飲み屋も、雑貨屋も、なんでも揃っていて、外の街に行かなくてすんじゃう感じは京都そのものです。あと、寺と神社と新福菜館と餃子の王将があれば、京都そのものと言っても過言ではないでしょう。(あとヤクザとおばはんもだな)

でも、今日は目的地を動物園にロックオン致しまして、「はたして象の花子はご存命であろうか?」などと思いながら入園しました。
ところが僕の心配をよそに、花子は今年還暦だそうで、相変わらずしみったれた貧相な風体で、ゴムホースをいじる地味な遊びに精を出していて好感が持てました。

それと、もう一つ、僕には確かめたい事がありました。
季節は初春でありました。
吉祥寺を離れて、山梨、京都と流浪の旅が今まさに始まるのだ、ということも露知らぬ橋本は、引っ越し寸前に井の頭動物園に一人ブラブラ遊びに来た記憶があったのです。
そこでの彫刻館周辺の景色と、京都市立植物園の情景がオーバーラップしてしまって、どっちがどっちだったのか判然としない混沌とした風景の記憶となって上書き保存されているようなのでした。
あれは、どこだったんだろう?という事を確かめたかったのです。
実際、北村西望翁の彫刻館周辺に佇むと、「ああここだ」と確かめられました。
しかし、辺りの広がりが記憶と異なります。空間的には京都市立植物園のそれを求めているのです。
「なんだか、ここなんだけど、ここじゃないような、あの時なんだけど、あの時じゃないような」
確かに、井の頭動物園の彫刻館周辺と京都市立植物園の佇まいは似ておりますが。

帰りにカメラのキタムラで店員さんの値引き攻撃を受けて、S型ニコンのレンズを買ってしまって、吉祥寺の街をぶらついて、アムリタというタイ料理の店で夕飯を食べて帰ってききました。
ところが、お店で水を飲みすぎたヨータがバスの中で一気に大量放尿したらしく、限界を超えたL型ムーニーから小便が漏れだして、まさに帰宅寸前の玄関先でチョロチョロとお漏らしをしておった。
あの時のヨータの「ふはっ」という顔がなんとも象の花子の佇まいに通ずる切なさがありましたとな。

こども

2007年11月12日 | Weblog
早いもので、(いや、産まれてからもう3、4年は経った気がするんだけど)ヨータは1才9ヶ月でございます。
まだフニャフニャ何だか分からない言葉を喋っていますが、時折「ごはんたべたの〜!?」などと聞くと、「たべたよー」(喰っちゃいやしねえ)なんて返してくるときもある。
「子供は喋り始めると同時に嘘をつく」と友人TGWが言っていたが、あながち間違っていなそうだ。

やっぱり、子供って楽しいなー、って思う。
スーパーで知らない子供たちと喋ったりするのも楽しい。
それに、子供って、小さい子が好きなんですね。知らない子同士が、アイコンタクトをしてピピーン!と感じあって、まだ喋れもしないヨータを誘って遊んだりしている。
ああいう瞬間を見ると、なんか、すげえなあ。と思う。

でも、まあ、今日なんて、ヨータがデパートのカートをウンショウンショ1時間近く押しまくって、つき合っているこっちはヘトヘト。
あんなちっこいのにあのエネルギーはどこから出てくるんじゃ?

予言

2007年11月09日 | Weblog
世の中には不思議な事があって、実は先日予言というか、予定調和的な出来事があった。
事柄だけ追っていくと、誰かの仕組んだ罠みたいなのだ。

今、大学時代の友人K経由で名古屋の仕事を受けている。
ラフもOKで、あとは描くだけの段階の時、某社から別の仕事の依頼を受けた。デザイン関係の雑誌で、次号の中綴じ特集の表紙のイラストの仕事である。
少し驚いたのが、僕が京都で3ヶ月だけお世話になっていた会社からの依頼だった事だ。
もちろん、編集さんはそんなことは全く知らなかった事で、「不思議な縁ですね」なんて話していた。
これだけなら、まあ、ホント、不思議な縁ですね。で済むぐらいの事だろう。

数日後、見本誌が送られてきた。
現行で発売されている号である。
デザイン関係の雑誌なん久しく読んでいないので、楽しく読ませていただいた。
ところが、ふと見ると、中綴じ特集に友人Kの写真がデカデカと載っているじゃないのさ!
「あれー?なんで載っているのよ?」
と思いつつ読んでいると、どうも、デザイン会社Lのクリエイターとのコラボレーション企画として、新しい印刷インクの特性を生かした仮想の広告をデザイナーに作ってもらい、それを誌上で取り上げるといった特集だったのだ。
どういう経由かは知らないが、その企画にKが参加していていたわけだ。
「はー、知らなかったな、有名人じゃないのさ」

広告で使用した写真の撮影風景も小さく掲載されている。
「あれ?」
写真をよく見ると、撮影をしているのはKの自宅であるようだ(僕は行ったことがないけど)でも、なんで彼の自宅というのが分かったかというと、ソファー横に見たことがある絵が飾ってあったからだ。
それは、僕が京都で展覧会をしたときに彼に売った、まさに、僕の絵であった。

Kも、僕も、編集部も、誰も繋がりがあると事は知らなかったはずだ。
でも、ここでこうやって、現に僕と、お世話になった会社と、友人Kと、中綴じ特集が(次の表紙は僕がやるし)奇妙な糸で繋がっているのが気味が悪い。

ホントの事を言うと、京都を離れる半年ほど前から、僕にはこういう事が起こり始めた気がする。
ちょとスピリチュアル的で眉唾なんだけど、こいういう事があると、「あー、またかー、今度はそう来たか」と思う。「誰だかしらねえけど、面白い事やりよるわい」と思う。

これ、何なんだろう?