僕は、マコトに残念ながら、小学校の同級生たちには全く信頼されていません。その理由は「給食」にあります。
40年以上も前のことです。当時、狩野小学校(映画「しろばんば」の舞台となった木造の校舎)は校内の調理場で「給食のおばさん」が調理してくれていました。おばさんに責任はないのでしょうが、とにかく嫌いだった。その最たるものが肉。給食に肉が入っていると全く食べることができず、一番楽しい昼休みの時間を全て潰して、泣きながらカネの食器と向き合っていました。
5時間目が始まる前にようやく許され、自分でお盆を抱えて調理室に行き、「ごめんなさい、残しました。」 これがほぼ毎日ですから、「児童虐待」と言わずして何と言おう! 狩野小は1学級で、全員が6年間(狩野保育園も入れれば7年間)同じクラスですから、菊地少年に敬意を抱く同級生などいるわけがないし、その関係は40年間維持されてしまうことに。
僕はずっと、「給食廃絶協議会ができたら、オレが絶対会長になってやる!」と思い続けていました。でも、まあ、大人になって冷静に考えれば、子供の栄養を考えるのは大人の使命。それに、給食でないと母親の負担も大きくなるし・・・。
そんな折、ふと立ち入った修善寺駅前、JA伊豆の国修善寺支店の裏にある食堂「千草」。親父さんが、「うちはカレーライスが自慢。全部ミキサーで混ぜてしまう。」 試してみたら、本当に肉も野菜も形がなくなるまでに砕かれ、混ぜ合わされています。とても美味しく、完全喫食させていただきました。
子供には、なるべく好き嫌いを作らせない工夫が良いのでしょうが、こんな手もあるのかな、と。
40年以上も前のことです。当時、狩野小学校(映画「しろばんば」の舞台となった木造の校舎)は校内の調理場で「給食のおばさん」が調理してくれていました。おばさんに責任はないのでしょうが、とにかく嫌いだった。その最たるものが肉。給食に肉が入っていると全く食べることができず、一番楽しい昼休みの時間を全て潰して、泣きながらカネの食器と向き合っていました。
5時間目が始まる前にようやく許され、自分でお盆を抱えて調理室に行き、「ごめんなさい、残しました。」 これがほぼ毎日ですから、「児童虐待」と言わずして何と言おう! 狩野小は1学級で、全員が6年間(狩野保育園も入れれば7年間)同じクラスですから、菊地少年に敬意を抱く同級生などいるわけがないし、その関係は40年間維持されてしまうことに。
僕はずっと、「給食廃絶協議会ができたら、オレが絶対会長になってやる!」と思い続けていました。でも、まあ、大人になって冷静に考えれば、子供の栄養を考えるのは大人の使命。それに、給食でないと母親の負担も大きくなるし・・・。
そんな折、ふと立ち入った修善寺駅前、JA伊豆の国修善寺支店の裏にある食堂「千草」。親父さんが、「うちはカレーライスが自慢。全部ミキサーで混ぜてしまう。」 試してみたら、本当に肉も野菜も形がなくなるまでに砕かれ、混ぜ合わされています。とても美味しく、完全喫食させていただきました。
子供には、なるべく好き嫌いを作らせない工夫が良いのでしょうが、こんな手もあるのかな、と。