yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第八十五番札所八栗寺

2015年03月28日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 14回目

 平成27年1月11日 第八十五番  五剣山 八栗寺を参拝しました

八栗寺は弘法大師が青年時代(空海)に五剣山に登り 求聞持法(ぐもんじほう)を

修行していた時 天から五剣が降ってき 山の鎮守の金剛蔵王権現が現れ

「この山は仏教の霊地なり」とお告げがあり 空海は五剣を岩穴に埋め 

蔵王権現を刻んで山の鎮守とし五剣山と号し 804年弘法大師が入唐する時

入唐求法の効果を試みるため五剣山に登り 八個の焼き栗を埋め

旅の無事を祈願ししたところ 帰国後その栗が芽を出し成長して

いたことから 八栗寺と改め四国霊場に定めたと伝えられています

詫び 84番~高野山までの投稿は 平成13年9月~「お遍路徒然」で

一度投稿をしていたブログに 新しい写真を加えて投稿をします よろしく

 

八栗ケーブル 

八栗寺は五剣山の山懐にあり ケーブルで 八栗山上駅まで約5分で着きます

八栗寺 境内図

ケーブルを降りると裏参道 聖天さまの鳥居をくぐって木立の細長い参道を行きます

参道脇の お土産店

参道にある八栗寺 境内案内図

参道の右上に本坊

 

参道の右上に 四国八十八ケ所のご本尊が祀られ お砂踏み霊場巡りが出来ます

境内に入って 細長い参道の右手の山地には 

三仏の お地蔵さま 観音様 薬師如来さま など

ほかにもたくさんの石仏が並んでいます

 

 参道の右側に多宝塔 

昭和59年に建立され 金剛界の大日地如来さまが祀られ

四方の扉には八大菩薩が描かれているそうです

つづいて大師堂  本堂から約100m離れて手前に建っています

つづいて 厄除け招福の十二支守り本尊像 が並んでいます

つづいて お地蔵さま石像地蔵堂   

つづいて木の実や草などを食料にして修行する修験者京都の僧

木食以空上人(もくじきいくう) 像 が祀られています 

八栗寺聖天堂に祀られている歓喜天は 弘法大師作で 

以空上人が東福門院(後水尾天皇の皇后)から賜ったものと伝わっています

お正月 月で 一般参拝者も多く境内には出店が出て 栗を売っていました

一月五日は聖天さまの縁日 注連縄が飾られていました

鳥居の正面に聖天堂が見えます

 

 鳥居をくぐると右手に鐘楼 

吊鐘に歌人会津八一のが刻まれているそうです

「わだつみの 底ゆく魚のひれにさえ ひびけこの鐘 のりのみために」 

つづいて右手に 表参道の二天門からは正面に五剣山を背に本堂

本堂の前には神仏習合の名残り 一対の狛犬さんがいます

本堂は長宗我部元親の戦火に遭い1594年無辺上人が再建され

弘法大師作の千手観音像を聖観自在菩薩像に替え

ご本尊として祀られ院号も観自在院と改めたとています

 ご本尊の聖観自在菩薩像 高松藩主松平頼重公の寄進で 秘仏とされています 

 ご真言 おん あろりきゃ そわか

 本尊名と ご真言を唱えればどのような災害でも救って下さり

 七難三毒(嫉妬 虚栄 依頼心 恐怖 中傷 欲ばり怒り 愚かな考えが除かれます

本堂の左に中将坊堂への鳥居

石段を上ると五剣山の守護神 修験者の象徴天狗さまが祀られています

鳥居の左に 十一面観世音菩薩像

本堂左手前に 聖天堂

1676年 高松の富豪の寄進で 建立されたそうです

 ご本尊歓喜天像は京都の僧 木食以空上人( 参道に祀られている像)が

 後水尾天皇のお妃 東福門院より賜った 弘法大師作の 高さ15㎝の

 黄金の像 歓喜天像(聖天像とも言う)が祀られ 50年に一度ご開帳がされる秘仏です

 

歓喜天像 (ダウンロード画像)

 歓喜天は頭部が像の形で 人体の姿をしています

 単身像のものと 双身歓喜天があり 双身の方は 二尊が抱き合っている

姿像になっています 願い事は必ず叶えるが お礼参りが必要 

また約束を守らないと しっぺ返しがきて 大変恐ろしい神様といわれています

 商売繁盛 福徳 夫婦円満 「八栗の聖天さん」と 信仰されています

 

聖天堂の左に護摩堂と中に納経所

護摩堂の向かいに 手水場とその左が札場

表参道の二天門から眺める五剣山 右の端は1707年の大地震で崩れたそうです

五剣山は 役行者が開いた修験の行場として 多くの山伏が山岳修行をしたところです

山岳修験者 役行者(えんのぎょうじゃ)

表参道からの 二天門 

 

二天門の外 表参道の一角に お迎え大師像が祀られ展望台にもなっています

 屋島と麓の風景 が眺望できます

山岳修験の行場 深閑とした霊場 八栗の聖天さんを後にケーブルで下ります

駅構内はお土産店 お茶のお接待もいただけます

~   ~   ~

 

昼食はお正月 月にふさわしく グッと趣のある郷屋敷で

  

ご馳走は + 釜揚げうどん(撮ること忘れた)+ お庭の観賞大変結構でございました

次は 海女悲恋伝説の寺 志度寺へ向かいます

おしまい 


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