わたしのいる時間

日々の記憶

歩いても歩いても

2008-10-29 14:48:34 | 遍路日記 讃岐の国
3日間半の讃岐おへんろ

2008.1.19
先ほど写真を撮ってもらったご夫婦へんろは、いつの間にか次の札所に向かって行かれたようで
一人取り残されたようだ。
本山寺を出て国道11号線を歩く。
大型のトラックや車の通行が多く、排ガスや通り過ぎる車の風で菅笠が煽られる。
気分転換にコンビニでおにぎりと水を買う。
地図と実際歩きながら国道と平行した道があればそちらを歩く。
いつも国道を歩くと、たちまち歩く気力が奪われ亀の歩きになってしまう。
歩いても歩いても進まないので愚痴ばかり。
走り去る車に置いて行かれた感と視線を感じて悲しくなる。
国道こそ修行の道だと思う。

70番本山寺

2008-10-29 14:26:45 | 遍路日記 讃岐の国
三日間の讃岐へんろ

2008.1.19
観音寺から次の本山寺を目指し、財田川の土手を歩く。
少しずつ目印の五重の塔が大きくなる。
塔が美しく見える場所からの写真を撮りたいと思いながら歩くのだが
電線がどうしても入ってしまう。
ここからのアングルがいいですよっていうポイントないかなといつも思う。
そうしたら撮りすぎる写真が整理できるのに。

写真ポイントを探しつつ歩き、気がつけば
13:30
70番本山寺到着
山門から真っすぐに本堂がある。
その左後ろに お寺のシンボルである五重塔が見える。
広い境内なのに参拝のおへんろさんが見かけられない。
うーん 寂しいなと思っていると
歩きらしい夫婦へんろが一組いらっしゃった。
他にお参りの人も居ないので 本堂をバックに一枚写真を撮ってもらう。
冬へんろは歩いている人も少ないので
宿を取りやすいけれど、寂しい。
もう少し歩いていれば、顔見知りになれたり出来るが
3日間ではそれも叶わないかな。



酸素カプセル

2008-10-29 13:52:27 | Weblog
行きつけの接骨院に酸素カプセルがありますが
今までは横目でちらりと眺める程度。
土日に仕事でヘロヘロになり
火曜日の休日に腰痛で通院したときに
『酸素カプセルやってみる?疲労回復早いよ』
体験してみました。

カプセル内は気圧が変わるのか
耳に違和感が出るので、耳抜きが必要です。
中に入り横たわり、しっかり蓋を綴じられると少しずつ酸素が注入されます。
シューという音が気になりますが、疲れもあって眠っていました。
途中一回目が覚めましたが、蓋を叩かれ起こされるまでぐっすり。
軽い頭痛に近いぼんやりしていた頭も、カラダもしゃっきりとしました。
腰痛までは直らなかったけれど、まずまずでしょう。


69番観音寺

2008-10-27 22:08:36 | 遍路日記 讃岐の国
三日間の讃岐おへんろ

2008.1.19
モダンな神恵院とは違い
観音寺の本堂、大師堂は朱塗りが鮮やか。
手前に見える楠?の大木の緑との対比が美しい。


のんびりしたかったけれど
先を急ぐ今回は写真を数枚撮ったのみ
次の札所を目指す。

68番神恵院

2008-10-27 21:57:51 | 遍路日記 讃岐の国
三日間の讃岐おへんろ

2008.1.19
PM11:45
68番神恵院
69番観音寺着
おへんろガイドブックでは
一つの納経所で二つのお寺の納経が出来る、お得なお寺とある。
お得感より、ガイドを読みながらはるか先だと思っていたお寺に来たという感動の方が大きかった。

山門には二つのお寺の名前があるが
山号は観音寺の七宝山の文字がある。
(神恵院の山号は琴弾山。
ついでにいうと70番本山寺も山号は七宝山だ。)
山門をくぐり石段を上がると境内が広がっていた。
神恵院の本堂は以前は観音寺の本堂前の隣から石段を上がった場所にあったが移動、新築されていた。
モダンなコンクリートに囲まれた本堂になっていた。
読経の声がコンクリートに反響して不思議な感じ。
いつもより響いて、大きく聞こえる。
以前の本堂へは上がれなかったような記憶がある。


しあわせのかおり

2008-10-27 21:16:54 | CINEMA
”しあわせのかおり”
出演 中谷美紀
   藤達也
Tジョイ新潟にて

のっけから
美味しそうな中華料理。
丁寧に仕込み、つくられる料理の手際は見ていて飽きない。
本物の料理人の映像かと思えば ひいてみると藤達也だった。
料理人の経験あるのかな。
中国語も違和感無く聞こえたし 役者ってすごいな。
他の出演者のうそんこ金沢弁には かなりツッコミ入れたかったけど。

小上海飯店の厨房から見える風景は金沢大野の町並み、港の風景だ。
どこかのセットかなと思ったが
オール金沢ロケだったらしい。
どのシーンも あっあの場所とすぐ分かる。

草木染め 臭木

2008-10-20 16:28:42 | 織り
身近に臭木の木を見つけたので染めてみました。
普通は山の中などに生えていますが
見つけたのは市内のバイバス沿いです。
他にも私が知っている範囲では
国道沿いや高速脇に生えていて、
意外と人の気配が好きな木のようです。


夏に白くいい香りの花が咲き
秋に赤いガクと小指のつめ半分ほどのあおい実をつけます。
緑実のある碧、藍の青とはまた違った色です。
この実を集め煮出して染液を取ります。
普通、染液で染めた後は媒染しないと色は定着せず流れてしまいますが
臭木は無媒染で染まります。
媒染は薬品を使用するので
糸をいためる原因になり最低限の量で行います。

2週間ほど前にも採取して染めてみました。
まだ熟さない実の多数あったので
再度採取して、染めます。

左は糸を入れてすぐ。
染液は濃く、色は糸に吸収されていない。
右はしばらく加熱したところ。
染液の色素が糸に吸収されている。

20分ほど加熱して
そのまま放置します。
染液の中の色素は糸に吸収されました。


草木染めは一度に濃い色を染める事は出来ず
染め洗い乾燥を繰り返し、色を濃くしていきます。
前回染めた糸をもう一度染めました。
右が二度染めの糸です。

udon

2008-10-20 15:05:25 | 遍路日記 讃岐の国
三日半の讃岐おへんろ

2008.1.19
大興寺を打ち終え 次の神恵院、観音寺へ向かう。
田園の中をうねうねと、時折住宅を迂回しながら進むので
ホテルで教えてもらった道は地元民ならではの道だった。
車もあまり通らないので確かに歩きやすかったと思う。

池之尻でうどん屋を発見!
時間はまだ10時、
しかしのれんが出ているので営業している。
食べて行こう。
セルフというさぬきうどんは一回連れに教わりながら入った事はあるが
一人では初めてなので軽く緊張する。
自分で注文したり
聞きにきてくれたり
自分で茹でたり
トッピングは自分でやったり
全部やってくれたり…
聞きかじりだけど
色々なスタイルがあるらしいが
ここは聞きにきてくれた。
釜揚げを食べたかったが、
まだ時間が早いので用意ができておらず時間がかかるらしい。
なので生醤油を注文。
お稲荷さんは自分で取ってくる。
テーブルには数種類の漬け物がのったどんぶりが置いてあり
??と思ったが、聞けず…
うどんにのせて食べるのかなぁ。
聞けば良かった。
お店の奥では、ご主人がうどんを踏んでいた。

もちろん美味しかったです。

秋の温泉ツアー

2008-10-15 21:46:58 | 温泉
友人と温泉ツアー行ってきました。
朝方、雨の音でめが覚めたので 天気はどうかなと思いましたが
通り雨だったようで
活動する時間には晴れていました。

R49を福島方面へ
阿賀野川沿いを走り、新三川温泉を目指す。
you&湯というホテルで、寿の湯という日帰り湯を併設。
行ってみると
寿の湯の営業時間は6:00~9:00、12:00~21:00とあり
入館料は¥300。安っ
you&湯は営業時間は区切り無くやっていたが¥500 
しかし寿の湯にも入れるという。
ラッキー。
とりあえず
you&湯で一汗流し、のち寿の湯にも入る事に決定。
着替えるのが面倒だなと思いつつ。

you&湯はパラダイス色の濃い施設
所々壁には町民?の陶版が飾られていた。
お風呂は大きな浴槽と泡風呂、やや急な階段を降りたところのが露天風呂がある。
お湯の出ないかけ湯の蛇口や 
浴槽の前は雑草が生い茂り(三階なのにベランダ?がある。昔は露天風呂施設だったのか)
パラダイス色を醸し出す要因が…
それでも
循環式の温泉だと思うが、
他にお客さんが居なかったので 十分堪能できた。
大浴槽の蛇口付近は若干の硫黄の臭い。
お湯は無色透明だが、露天はうすく白濁していた。

寿の湯の方は
源泉掛け流し。
シンプルに浴槽が一つと洗い場のみ。
木の板で浴槽内を区切り、源泉の噴き出し口の方はかなり高温。
もう片方も、水の蛇口があるので
薄める事は出来るが、長くは浸かる事はできなかった。
お湯は軽い硫黄臭と黄色く濁っている。
飲泉口があり 塩気のない温泉味。
長居は出来ないが
寿の湯は良かった。

帰りは
途中にある
三川きのこ園に寄った。
きのこ狩りときのこ料理を堪能できる施設。
友人はきのこ写真激写していた。
なかなか楽しめました。

67番 大興寺

2008-10-12 21:18:15 | 遍路日記 讃岐の国
三日間の讃岐おへんろ
訂正
三日半でした。

2008.1.19
R377を横切り、大興寺の麓へ。
へんろ札を頼りに歩いたのに
気がつけば、お寺のうらをぐるりとまわり駐車場の裏へとたどり着いた。
駐車場の後ろ側の竹林に抱かれる様にひっそりとに古いお墓があった。
雲辺寺からの下りでチカラ尽きたおへんろさんのお墓だろうか。

AM6:00 観音寺駅まえの宿出発
AM8:15 67番大興寺到着

境内は石の階段をあがる。
石段の脇には杉の巨木がお寺を守る様に立っていた。
このお寺もなんだか落ち着く感じ。
仁王門も堂宇も落ち着いた色合いになっていて
長居したくなります。
しかし今回は期間も短いので
さくさくお参りしないと。

来た道を戻るのかと思えば
お寺を出るとへんろふだは左手を指している(駐車場は右手にあった)
そのまま進むと、先ほど歩いてきた道にでた。
R377を横切り、へんろ地図の道を次のお寺
神恵院、観音寺へ。

大興寺 仁王門

本堂 赤いロウソクが揺れていた