
「うむ。俺もうっすらそう思う。イノセンスとノアの戦いって、結局、大洪水の前に『ヤハウェに従う無垢な人』を選別するための試験のよーなモノではニャいかと… ”結晶型”って云う時の”結晶”ってのは、リナリーが結晶のなかで守られた的なアレから来た名称でなく、穢れや混じり物のない、本当に純粋な物質(使徒)って意味ではないかと…… と、まあこの話は、根拠のない思いつきだからこのくらいにしといてー
つまりニャ、エクソシストってのは、フツーのエクソシストにニャっただけでは、まだイノセンスさんから認められてニャくって、だからたとえば、アレンさんにひっついてるイノセンスは、持ち主のアレン王子でニャく、アポさんにより高い親密度
を示してるんだと思うんだよニャ。だから王子はイノセンスのキモチ
をアポさんでなく自分に向けさせないといけニャいし、そのためにも、『俺ってスゴイんです』ってな根性をイノセンスに見せて(A)神の使徒であることを選択・決意して(BC)、イノセンスにそれを認められなくてはイカンから、これからピンチになって、結果、結晶化すんじゃないかなー(D)と思うんだよニャ~」
「なるほどー と云うか、そのアレン王子のピンチ→結晶化に関係があるかもなんですけど、飼い主は、『えーーーーーーーーー アレンの旅の同行者がジョニーなんて、本気で
死ぬほど
嫌なんですけどーーーーーー
』とお嘆きのお友達に、『アレン王子の同行者はジョニーじゃないよ
安心理論』をかましてるんですよね」