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ゆっけのほっと一息・・・

「今日のできごと」や「好きなコト」を綴っていきたいと思います。

厳粛な空間

2005年10月28日 | 着付け・着物
今日は、仕事の後、会社の先輩たちとお鮨を食べに行った。
会社でよく利用しているお店で、サービスしてもらって
飲んで、食べて、お腹いっぱいになったー。
昨日の疲れも吹っ飛んだ感じ

さて昨日のこと。

名古屋能楽堂で、着付けのイベントがあり、お手伝いをした。
といっても着物を着て、舞台を歩くだけなんだけど。

能楽堂の舞台に上がることなんてなかなかないので、貴重な体験だった。
舞台がきれいなのはもちろんなんだけど、舞台裏もすごくきれい
舞台も楽屋も綿100%の足袋か靴下じゃないとだめで
スリッパの代わりに足袋が置いてあったりする。
そして、舞台袖・楽屋・食堂などあらゆるところにテレビが置いてあって
常に舞台の様子を映していた。

イベント自体は、緊張したけど、なかなか楽しいものだった
いろいろな着物が見れるし、その中には貴重な衣裳や実演もあって
見る側にも満足していただけたと思う。
裏では、みんな出番直前まで練習したり、バタバタしてたり、大変だったけどね

友だちが、最前列でカメラを構えていて、つい笑ってしまった。
意外と余裕があったのかなぁ。
ていうか、そんなところで笑うなよ・・・って感じか。

能といえば、短大のときに、能や狂言がやたら好きな先生がいて
授業中に突然、一節を歌い出したこともあったなぁ。
能や歌舞伎もみんなで見に行った気がする。当時は、こんな授業あり?って思ってたけど
今思うといい経験だったのかな先生もインパクトあった。

そういえば・・・この前の着付けの授業のときに、『名古屋帯』の話があって。
大正時代(?)、当時の主流は『袋帯』だったんだけど
ある女性が時間をかけずに帯を結ぶ方法がないかと考え
袋帯の裏側を切って、あらかじめ胴に巻く部分を半分に折って仕立てたのを
ある呉服屋さんが見て「これは売れる」と売り出したのが名古屋帯らしい。

そのある女性っていうのが、私が通ってた短大(大学)の創立者だったみたい。
名前を聞いて、どこかで聞いたことあるなぁと思ったら、そういうことだった。
意外なところで、人とのつながりを感じる出来事だった

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