森の入り口に、アマニュウの白い花が咲き誇り、生き物たちでにぎわっています。
アマニュウ(セリ科)・・ 背丈が2mにもなる多年草で、まだ食べたことはありませんが、茎を食べると甘いそうです。
スズメバチが花から花へと飛び回っています。
サカハチチョウが翅を広げて蜜を吸っています。
横から見たサカハチチョウの裏翅。
シレーゲルアオガエルは花柄に隠れ、虫たちをを待っているのでしょうか?。
マドガがやってきました。カエルがじっと見つめています。
マメヒラタアブはホバリングしながら吸蜜しています。
ヒメウラナミジャノメは、つがいでしょうか?仲よく吸蜜。
アマニュウの花に潜んで、昆虫を待つハナグモ。
花に同化し、よく見ないとわかりませんね。
真上から撮ったアオバセセリ。
薄暗い森で、ひときわ輝いているアオバセセリ。
大小迫山には、アオバセセリの食草であるアワブキが多いためか、アオバセセリの飛翔が目につきます。素早く飛び交っているので、翅の色は目立ちませんが、止まっている姿は、華やかです。
昨年の里山整備の折に、この周辺の雑木を整備し、以前より森が明るくなり、アマニュウが群生し、思いがけず生き物たちのにぎわいが戻ってきました。森の手入れの大切さを実感しています。