大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

アマニュウに集まる生き物 №1

2011年08月13日 | 生き物

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森の入り口に、アマニュウの白い花が咲き誇り、生き物たちでにぎわっています。

アマニュウ(セリ科)・・ 背丈が2mにもなる多年草で、まだ食べたことはありませんが、茎を食べると甘いそうです。

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スズメバチが花から花へと飛び回っています。

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サカハチチョウが翅を広げて蜜を吸っています。

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横から見たサカハチチョウの裏翅。

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シレーゲルアオガエルは花柄に隠れ、虫たちをを待っているのでしょうか?。

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マドガがやってきました。カエルがじっと見つめています。

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マメヒラタアブはホバリングしながら吸蜜しています。

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ヒメウラナミジャノメは、つがいでしょうか?仲よく吸蜜。

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アマニュウの花に潜んで、昆虫を待つハナグモ。

花に同化し、よく見ないとわかりませんね。

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真上から撮ったアオバセセリ。

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薄暗い森で、ひときわ輝いているアオバセセリ。

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大小迫山には、アオバセセリの食草であるアワブキが多いためか、アオバセセリの飛翔が目につきます。素早く飛び交っているので、翅の色は目立ちませんが、止まっている姿は、華やかです。

昨年の里山整備の折に、この周辺の雑木を整備し、以前より森が明るくなり、アマニュウが群生し、思いがけず生き物たちのにぎわいが戻ってきました。森の手入れの大切さを実感しています。