日当たりのよい場所を好むコケです。 岩上や地面に群生して砂質土の場所に多いのでスナゴケの名があります。
葉身細胞の表面には、多くの微小なパピラがみられます。
乾燥にはとても強くて、乾くと葉が茎にらせん状に圧着します。 葉先が透明尖になっているので葉が閉じた群落は白く霜が降りたようにも見えます。
このスナゴケと人工芝を組み合わせた「緑化シート」を上部に取り付けた自動販売機が、目黒区に設置されているそうです。
「本体表面の温度上昇を抑制することで、冷却効率の向上による消費電力の削減が期待される」(コカ・コーラ社)というすぐれものです。
参照: http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/news_20100915.html
これからのecoはこの「緑化シート」のように、自然と一体化したものがどんどん開発されていってほしいと思います。