前略 新谷祥子さま
南青山MANDALA、2days、本当に素晴らしいステージでした。
ティアラこうとうでのチャボさんとのセッションから早10年。
これまで私はライブの感想をきちんと新谷さんにお伝えしたことがありませんでした。
今回は伝えなくてはいけない、
もし今、貝のように黙ってしまったら、
それはまるで、あの素晴らしいステージを何も観なかったことと同じになってしまう…
何かきちんと伝えなければ、心の中がもやもやのままになってしまう…
何故かそんな気持ちになりました。
ヴィヴァルディの「冬」
自分の母親への想い、生きる歓びと哀しみ、
新谷さんの音楽への情熱、歌い続けることへの決意、生きることへの讃歌、
厳しい雪道を歩く光景にいろいろな想いが交じり合い
新谷さんのシャウトに胸がいっぱいになり
涙が滝のように流れました。
新谷さんでなければ引き出せない、チャボさんの豊かな言葉と音楽の世界、
チャボさんだからこそ寄り添うことが出来る、新谷さんの幾つもの新しい一面…
そこには
はかりしれない調和がありました。
私が男だったら、私もきっとこう叫ぶことでしょう。
「すげぇ女だ！新谷マリンバ祥子！」
また遠くないいつか
お二人のセッションを観ることが出来ますように。
追伸。
私は矢野顕子ファンでもあります。
いつかアッコちゃん＆新谷さんの「さとがえるコンサート」が実現することを祈っています。