【概要】
メーカー:バンダイ
発送時期:2009年11月頃
標準価格:2310円(税込)
仮面ライダーディケイドに続く11人目の平成ライダー、ダブル。
番組開始直後から既に9フォームに変身できるという設定を持った多段変身ライダーです。
そのダブルを真っ二つに分離して組み返ることで完全再現した玩具がダブルフォームチェンジシリーズ、略してWFCです。
今回はサイクロンジョーカーと、サイクロンを軸にした変身パターンを紹介していきたいと思います。
サイクロンジョーカーはダブルの基本形態とも言うべきフォームで、風の力と切札の力を宿しており、武器を扱わず格闘技だけで戦うスタイルです。
また、昭和仮面ライダーたちのシンボルマークだったマフラーも復活しています。
変身の決めポーズも何とか再現可能
片方だけ爪先立ちでも自立できるので、なかなかのバランス感覚です
プロポーションの方は分割ギミックが仕込まれているせいか
股の感覚がやや広っぽいような気がしないでもありませんが、小児用玩具としては安定した出来栄え
シンプルなデザインが返って仮面ライダーっぽい頭部
やや中央の銀色部分が太い気もしますが全体的にシャープに作りこまれています
首は少しだけ横に回す事ができます…といっても、ほんの少しだけ
まあ、分割ギミックを仕込みつつも首が回るように配慮したメーカーの心意気は感じましたw
逆に上下の可動は2重関節構造となっており、この手の玩具としては広い可動範囲です
これがポーズを決めるのに役に立っています
肘は90度、肩も同様に広げる事ができます
腕組みのような真似事も出来ますが、肩は360度回転するだけで、前後に傾けることはできません
股関節は外れやすいので注意
個人差かと思いましたが、ヒートメタル・ルナトリガーも同様に外れやすかったので仕様かと思われます
股はそこそこ開きますが膝は肘のように90度曲がりません
ほぼ45度くらい曲がる程度です
上腕部同様、太ももも軸回転が出来るようになっていますので
工夫次第では意外と複雑なポーズを決める事は出来ます
Wドライバーはちょっと大きすぎるような気がします…;
足の裏には軸穴があるので、FFRディケイドに付属する台座を流用する事ができます
そのFFRディケイドとは大きさが大人と子供くらいの違いがあります
FFRシリーズと互換性があると取説に書かれていますが、それなら大きさはそろえて欲しかった
フィギュアーツと同じくらいの大きさです
『さあ、お前の罪を数えろ!』
ポイントごとに観察すると、あまり可動範囲は良くないよな~と感じるのですが
うまく全身の関節を駆使してやれば、それなりにダイナミックなポーズも決められるようです
『ファイナルフォームライド、ダブル!』
劇場映画では、ディケイドの力によって二人で一人の仮面ライダーが個々の仮面ライダーになりましたね
画像は編集によるものですが、仮面ライダーサイクロンと仮面ライダージョーカーを再現してみました
というか、これが再現できる反転Wを商品化すればいいのに…
ちなみにこれがW断面図
サイクロン側が凸ジョイント、ジョーカー側に凹ジョイントが仕込まれています
断面図で首が二重構造になっていたり、首が回転する仕組みが確認できますね
こんな事で必殺技を使わんでも・・・w
でも少しだけズラして固定する事は出来ず、完全再現とはいきませんでした
まあ、個人的にあんなカッコ悪い必殺技は再現できなくてもいいんですが(コラ
Wのフォームバリエーションの一つ、サイクロンメタル
別売のヒートメタルからメタルボディをサイクロンボディに取り付ける事で再現できます
メタルシャフトを持たせてアクションポーズ!
収容形態のメタルシャフトと一緒に持たせて二刀流もできます
こちらはルナトリガーのトリガーボディを組み合わせた、サイクロントリガー
2種類のトリガーマグナムを使い分けて劇中のシーンを再現!
あまり派手なポーズで撃つ事はないので、制限された可動範囲内でも十分に対応できます
トリガーマグナムは通常形態とマキシマムドライブ形態の2種類があるので一緒に持たせて2丁拳銃も可
サイクロン系、第四のフォーム?
というわけで、一先ずサイクロンジョーカーでした
可動範囲は制限されていますが、そういうのが欲しければフィギュアーツ買えって事でしょうね
こちらは、あくまでフォームチェンジを楽しむ玩具で住み分けされていると思います
気になった点は、胴体部の接続がゆるい事でしょうか?
これはお子様が遊びやすいように配慮した結果かもしれませんが
もうちょっとパチッとかみ合っても良かった気がします
(もしくはボタン操作でロックが外れるとか…)
あとはFFRシリーズと背の高さを統一して欲しかったですね
今回、寸劇をやるにあたって、やっぱり背の違いは気になりました;
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