悠久なる雪月花-Blog Edition-

ライダーやプリキュアの玩具類とゲームを楽しむブログ。

情報参謀サウンドウェーブ&空中攻撃兵コンドル 復刻版

2008年03月14日 | トランスフォーマー

2007年8月頃、復刻版として再販。定価4500円。
当時は劇場映画「TRANSFORMERS」が公開中で、それに合わせて初代玩具でも主力商品だった「コンボイ」「メガトロン」「サウンドウェーブ」「スタースクリーム」の4品が再販された。

劇場版シリーズの玩具と比べて高すぎる値段設定(初版より1500円ほど割り増し)と、かれこれ20年以上前の玩具だった事もあり、コアなファンしか受け入れられず売場に取り残されるという結果を導き出した。
しかし、その中でもサウンドウェーブだけは高い人気を誇り、チラホラと店頭から姿を消している。
(その代わり、ネットオークションで姿を見かけるようになった気が…;)
それはキャラクター人気だけに限らず、20年以上前の玩具の割りに高い完成度と、魅力的なギミックを持ち合わせていたからかもしれない。

当初はスルーを決め込んでいたが、翌年2008年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズにてG1キャラクターがリメイクされて発売。
そのラインナップと今後のスケジュールに、最も活躍していたはずの「サウンドウェーブ」が見当たらなかった事と、デストロン勢が少なすぎるという悲観を満たす為に購入、今回のレビューに至る。
なお、海外展開のクラシック版では、旧製品であるサウンドブラスター(カセットロンが2個収容できる)のカラーリングをサウンドウェーブのものに変更して発売している。


今時ありえないシングルラジカセ
現代っ子には、これが何なのか理解できるのだろうか?
これが時代の流れであろう…w
まあ、そういう感慨を差し引いても当時の技術でこの再現度はレベル高すぎw


右側面は、おそらく主電源のスイッチで、左側面はボリュームコントローラー
それぞれ動かせる細かい細工が施されている

もちろんカセットカバーはボタン操作で開閉可能
中にはカセットロン「コンドル」を収容
他にも「ジャガー」や「フレンジー」などといったカセットロンを収容できる
ちなみに付属しているのは「コンドル」のみ

変形開始
まずは背中のカバーに収容されている電池を取り外し武器に変形
そして両サイドの足を展開

足の付け根を引っ張って展開しきった後、正面を向けてつま先を取り出す
この時、しっかり足の付け根を引っ張らないとロボットモード時にカセットカバーが開かないので注意

最後に腕と頭を起こして武器を装備し変形完了
テクニカルポイントは5つ星となっているが、どう考えても2か3程度の難易度


アニメのイメージに近い数少ない玩具、それがサウンドウェーブ
見た目は文句なしに良好だが、可動範囲は死亡
まあ、それが当時のクオリティ
むしろ、腕の可動範囲が割りと広いのが当時としては奇跡とも言うべきw

「コンドル、リジェ~クト!」
サウンドウェーブといえば、やっぱりこのカセットロン収容ギミック
後に「サウンドブラスター」にパワーアップした時はカセットロンが2個収容できるように拡張されている

手持ちの武器は「波動ブラスター」で、肩の武器は「エレクトリックランチャー」
波動ブラスターはミサイルを差し込んで、スプリング方式で発射可能
反対にエレクトリックランチャーは飾りです
中央に穴が開いてますが、ミサイルを差し込む事はできません

エレクトリックランチャーは手に持たせる事もできます
そしてコンドルもバランス取りが難しいですが、肩に乗せる事ができます
変形ギミックを流用する事で、思いのほか腕の可動範囲が広く
上半身だけならポーズの幅は広いです

逆に下半身は察してくださいw

サウンドブラスター以降、同モデルのキャラクターが見当たらなかったサウンドウェーブ
ギャラクシーフォースになって、ようやく新モデルが登場したものの
新旧見比べると、ほとんど面影を残していないようなデザインになってます

「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズのメガトロン&スタースクリームらと
このシリーズ、次回のデストロン兵士は「アストロトレイン」で、その後の予定は未定
一応、元になったクラシックシリーズにサウンドウェーブの名を確認できましたが
サウンドブラスターを、サウンドウェーブカラーにリペイントした商品らしく
日本で発売される見通しが立たない為、今回の購入に至りました
やっぱり、初代デストロンにサウンドウェーブは必須でしょう!


サウンドウェーブを彩る心強い脇役、カセットロン
その中でも最強と謳われるコンドルが付属


変形自体はとてもシンプルながら、しっかりカセットテープから鳥に変形できるのが凄い


ちなみに玩具のコンドルを触ったのは初めてです
(ていうかサウンドウェーブも初めてですが)
子どもの頃はね、カバヤが食玩で出してくれたのよ
貧乏だったんで、ほとんどのトランスフォーマーはカバヤ頼みだったな~
ようやく本物手に入れられたよw
(と言いながら、当初は復刻版をスルーする気だった人)


芸が細かい事に専用のクリアケースが付属
コレを見た時はワロタよ

もちろん、しっかり収容できます
ちなみに淵には「TAKARA」という刻印が…

最後は、コンドル進化図
名前が全然違う鳥もいますが、モデルにしたのは間違いなくコンドルのはずですw
変形ギミックもそっくりですもん

というわけで、サウンドウェーブでした
ヘンケイ!シリーズで頭数が少ないデストロン勢を補う形で購入しましたが
そういう目的なしでも、割りと遊べる玩具です
なんか他のカセットロンが欲しくなってしまいましたなw