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ライダーやプリキュアの玩具類とゲームを楽しむブログ。

MC10-情報員 ステッパー

2016年02月17日 | トランスフォーマー
●メーカー:タカラ(現タカラトミー)
●発送時期:2003年8月7日
●標準価格:1,980円

「トランスフォーマー マイクロン伝説」より「情報員ステッパー」のレビューです。

シリーズ終盤に発売された玩具で、これ以降はスーパーモードという名の色替え商品が多く新規として見れば最終組に入る一品です。しかし、そういう時期に発売された玩具としては微妙な仕様で当時も「なんじゃコレ?」と思ったものでした…。

そんな当時の自分が「…微妙;」と思ったステッパーレビューをご覧ください。
■ビークルモード







ビークルモードは比較的リアルな造形
しかし、他の同シリーズの玩具と比べるとマイクロンを取りつけるジョイントがない為、
「エアミリタリーマイクロン」や「エマージェンシーマイクロン」といった
武器に変形するマイクロンで強化遊びが出来ない

■トレインモード







各部のボタンを押すと「トレインモード」という形態になる
フロント部分がせり出し、後部には収納されていたマイクロン・チャーが出現
この形態になる事で高速走行する事が出来た
ちなみにハズレを引いたのか、前がしっかりとかみ合わない;

■トランスフォーム





写真はトレインモードからの変形
変形自体は非常に単純なのだが、どうしても気になるのは車の屋根部分
「こんなセンスのない収め方はないだろ!?」と当時は絶句した…

■ロボットモード





単純変形ゆえなのか、人型としてのスタイルは良くない
マイクロン伝説シリーズは可動よりギミックを重視したシリーズだったので
壊滅的な可動範囲というのは仕方ないにせよ、腰から下のダサさは今でも納得いかない

■武器





武器はハンドガンとナイフの2種類で1つに合体させ「クロスダガー」という形態になる
また、武器は車のドア部分に取りつけておく事も出来る

■エヴォリューションギミック

兄貴分のホットロッド直伝の「ジャイアントアッパー」がエヴォリューションギミック
チャーを背中のジョイントに取りつけ下に動かすと、右腕が動き出すというもの
劇中の再現と言えば聞こえは良いが、この手のギミックは面白味がない

■マイクロン:チャー



パートナーマイクロンの「チャー」
彼もビークルモードは良くて、ロボットモードがダサいというご主人の特性を見事に引き継いでる
変形した姿は「それロボットになる必要あるの?」と本気で問いたい腕の仕様…

■まとめ

良い所をあげれば「ビークルモードがカッコいい!」「フロントガラスからロボットの顔が見れるのが良い!」「顔の造形が良い!」「マイクロン・チャーのビークルモードがカッコいい!」という事くらい。悪い所はあえて例を挙げないけども一括すると「ダサい」の一言で片付く;

しかし、彼の存在意義とは「これ以上にない脇役」ではないだろうか?
この玩具だけを買う気にはなれないけど、ホットロッドなどのエース級キャラクターの傍らに置く事で、主役がより一層引き立てられる…。ビークルモードも普通にカッコイイ車なので傍らにガチャフィギュアとか置くと良い背景役になる。
「こんな玩具、今時出てくれない」と思うと、凄く価値のある玩具だったのかもしれない。

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