ご近所の出来事

救急車のサイレンの音が、次第に近づいてきて、やがて、私達の住宅地の中に入って来、程なく、サイレンの音が、止まる。
どうやら近くらしいが････、と思った。

私は、洗濯物を干していたので、終わって、コンビニに行こうとして、先程救急車の行った先に目をやると、救急車はその先に止まっている。
それは、日頃親しくしている、Sさん宅の前に、である。

Sさんは独り暮らし。
何かあってはと、安否確認の為とか言って、ﾌﾞﾛｸﾞも毎日書いていらっしゃるし、夫たちとも、LINEで絶えず連絡を取り合っている仲である。
何かあっては大変と、私は近づいて行った。

Sさん宅は、玄関も締まり、特に変わった様子は見られない。
そばの救急隊の方に、そっと尋ねてみると、どうやら、Sさんの近くの道路に、人が倒れているのを、Sさんが見つけて、それで救急車を要請されたらしい。
Sさんに心配はない、と分かった。

あとで分かったことだが、道に倒れている人がいて、Sさんは、その方の介抱をし、適切な処置をしながら、救急車の手配をされたそうであった。
Sさん、本当に、お世話さまでした。

そのSさん宅に、夫たち8人は、月一度の、三水会なる飲み会に集っている。
明日がその日である。

もう長らく続いているが、病気などで抜けた人など、一人もいない。