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日々これから日記

口を中心とした身体の健康について役立つ内容を目指します

尊厳死

2006-03-25 23:53:26 | Weblog

富山で医師による、患者延命の中止が問題になっています。
尊厳死なのか安楽死なのか?安楽死ならばそれは医師による殺人なのか?
意見が分かれるところでしょう。
自分が患者になった時を想定して、あらかじめ自分の意思を明確にして(文書のように形の残るものとして)おくことはこうした問題の予防に役立つかもしれません。尊厳死には日本尊厳死協会が積極的に活動を行っています。
もう1つ、医療者は常に、医療とは何かを自分に問うべきです。
医療は患者のためにあるもの。ただし患者が常に正しい選択ができるわけではありません。医療者の意思がどこまで反映されるべきなのか?ここがとても難しいと思います。やはり医療者が自分の持てる知識をすべて患者に開示して、患者が納得できる選択をできるようにしてゆくことが基本です。
しかし死を直前にした、特異な状態でどこまで冷静さを保てるか?
答えがないならば、家族とともに答えを見つけてゆくこと、その過程を明らかにしておくことが重要でしょう。
今回の問題では外科部長の判断の過程が明らかになっていないこと、
そこが一番の問題だと思います。


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