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ぼくらの日常に起こるささいな事

踊れないけど、踊りたい。それでも出る杭として打たれたい。そんな思いを持って社会保険労務士の勉強をしています。

村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる

2006年12月15日 | 勝手+記事+批評
恐ろしく興味の惹かれるタイトルの本です。思わずタイトルで衝動買いした一冊です。村上春樹?三島由紀夫?

各々は私の大好きな作家であり、何か共通点を感じながら読んだことがありませんでした。そんな私にとって目から鱗の本でした。

『海辺のカフカ』『アフターダーク』以前の村上春樹の作品が一通り棚卸しというか新たな視点から見直すことが出来ました。そして改めて一から村上春樹の作品を読みたいと思いました。

作家の闘い。

尊厳やプライドとの闘い。偉大な先人への挑戦。志賀直哉・夏目漱石・太宰治・三島由紀夫・村上春樹が見事に繋がっていた。新発見でした。

たしかに日本作家の影響だけではないだろうし、他の視点もあるのだろうけれど、これだけ焦点を当てて深堀りしていることに驚きました。

筆者の佐藤幹夫さんに感服です。

村上春樹が好きな人達は一読の価値があると思います。



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