湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ がんばっている「味盛食堂」さん

2016年07月17日 18時53分52秒 | 日常・その他
先日、何気にTVを見ていたら
見覚えのある飲食店が紹介されていました。
ときどき寄らせてもらっている「味盛食堂」さんでした。
 
  ロカールテレビ局「KAB(熊本朝日放送株式会社)」さんの
  「サタブラ」という番組の中で
  「男の定食」を出す店として紹介されていました。

   KABのWebサイトに掲載されていた
   その番組内容の紹介
      ※大将と女将さんも写っています。
      ※店内全景画像の中にズラッと写っている
        キープの焼酎瓶。
        私の「二階堂」は、最下段の右端という
        取り易いところに置かれています。
        (丁度、禿げ頭の人の陰に隠れています)

早速、その日の仕事帰りに寄りました。
大将の話しでは
『今回のKABさんの取材で、
  全局制覇した(全ローカル局から取材を受けた)』
とのことでした。

  その番組の中で
  ガッツリ系の「味盛定食」(*)が紹介されたからか、
  その日は「味盛定食」の出前注文が多かったそうです。

   * : 豚ソテー・鶏唐揚げ・コロッケ(?)
      ウィンナーソーセージ大・鯖塩焼き
      カニ爪揚げ・厚焼き玉子
        これに御飯と味噌汁などが付いて
        800円です。


これは今日の瓶ビール


スーパードライのラベルが
「がんばろう熊本!」(**)バージョンになっていました。
1本あたり1円がメーカーからの寄金になるようです。

  ** : 「"がんばろう" という言葉を軽々に使わないでほしい」
      という意見を新聞等で見ることがあります。
      「頑張らなければいけないのは皆わかっている」 
      「皆必死に頑張っているんだから、
        さらに尻を叩くような言い方をしないでほしい」
      「頑張りたいが頑張ることが困難な弱者もいるので、
        そのような方々に配慮してほしい」
                    ということのようです。

これは今日の付き出し

  ※既に2~3匹食べた後で撮ったものです。

前にも書きましたが
味盛食堂さんの付き出しはサービス(タダ)です。

今日はキス(鱚)の干物(2~3夜干し(?))を
炙ったものでした。
 身内の方が持って来られたとのことでしたが、
 小魚を捌かれた手間を思うと、
 よけいに美味しく感じられます。

カワハギほど硬くなく
噛みしめるほど味が出てきます。
これだけでも
代金を請求できる立派な一品です。


 熊本地震により「味盛食堂」の前の道路は
 陥没したりしましたが、
 店の建物は大きな被害を免れています。
 (ボトルやグラスなどは割れたようですが)
 本震から3ヵ月が経ち、お客さんの顔にも
 以前の穏やかさが戻ってきているようです。
  

「味盛定食」は先のTVで「男の定食」として
紹介されましたが、女性でもいけるはずです。
仕事帰りに寄ってみたらいかがでしょう?

 グレーのタイトスカートに白いブラウス
 「御食事処」と染め抜かれた暖簾を颯爽とくぐる。
 目が点になった先客のムサ苦しい男どもには目もくれず
 テーブルについて「生」と「味盛定食」を頼む。
 ビールがきたら胸のボタンを一つ外し
 先ずはお通しを摘みに一杯やる。
 唐揚げでも齧りながらグビグビッとジョッキを空けたら
 丼を手に持ち食事に移る ・・・
   正に "非日常の場景" です。
   居酒屋食堂「味盛食堂」で
   ニコール・キッドマンのような人がこれをしたら
   "粋" な光景になります。

地域に親しまれている店ですから変な客はいません。
安心してご利用ください。


 今日も決まりきったいつものパターンで飲んで
 憶えてしまったいつもの金額を払って
 店を出ました。