湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 自転車でころんだ日の跡の ささくれ

2016年05月27日 13時17分22秒 | ちょっとした出来事?
    【閲覧注意:傷口の写真があります】

10日ほど前のことになります。

宿明け勤務を終えて、
小雨が降る中を自転車に乗って家路を急いでいました。

明治期の古い家屋が多く残っている城下町を通っていました。
  ※熊本地震によって傾いた店舗や寺などが多くあります。
    赤紙(応急危険度判定が「危険」)が貼られています。
   
米屋町から電車通りを横切って魚屋町にさしかかったとき、
俄かに沸き起こった向かい風に
帽子(キャップ)が飛ばされそうになりました。

他に車も走っていなかったの慌てる必要はなかったのですが、
私はあろうことか "両手" をハンドルから放して
頭に持っていったのです。

前カゴに重いバッグを入れていた自転車は
たちまちバランスが崩れて転倒途中の状態に移行しました。

このような状態になったら、もう立て直すことは困難で、
地球との衝突を覚悟しました。
そして、無様な格好を晒すことになりました。
(自転車で転んだのは悪童の頃以来だと思います)

 幸いなことに、
 晒した姿を見ている人はいないようでした。
    帽子は後方に飛ばされて雨に打たれていました。


左手の小指、薬指、中指、手のひら、
そして左ひじを負傷してしまいました。

  雨に濡れたアスファルトが
  私のデリケートな皮膚を削り取ったのです。

小指の第2関節付近の傷が少し深そうで、
出血が止まり難かったので、
臆病な私は近くの外科に寄って治療してもらいました。

  何度か通院したあとに撮った傷口です。(閲覧注意)
  
    ※生々しくならないよう
      モノトーンの粗目に加工しています。


 なぜ生きていくのかを
 考え迷いながら乗っていた訳ではありません。
 
 夢追いかけ走っていてころんだ訳ではありません。

  昼飯には何を食べようかと
  ボンヤリ考えながら自転車に乗っていただけです。

   傷は未だ完治しておらず、ササクレたままです。


    ※「中島みゆき」さんの「糸」を聴きながら書きました。