湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♥♡ 熊本地震_1

2016年04月23日 21時13分16秒 | 日常・その他
4月16日午前1時25分に発生したマグニチュード7.3の大地震のあと ・・・


我が家の玄関を入ったところです。

※入って右側の古い土壁が崩れています。
 (約100年前の赤土が露出しています)
※中央に倒れているのは、父が大事にしていた壷(薩摩焼、高田焼、備前焼など)を収納していた本箱です。
 本箱上部を起こしてみたら殆どの物が割れていました。

2階へ行く狭い階段です。

※私が拵えた本棚にあった本が崩れてきています。

私とカヅちゃんが寝ていた2階の惨状です。

※左に写っている民芸調の重たい整理ダンスが跳ね上がって、私の寝ていた布団に倒れましたが、間一髪私が飛び起きるのが早かったので下敷きになりませんでした。
(箪笥を起こし、飛び出していた引き出しを元に戻して撮りました)

座敷の惨状

※お袋がお参りする仏壇(①)の上部がひっくり返っています。
 相当な重さなので、下敷きになった部分が壊れました。
※右にバッタリ倒れているのは、お客様用の茶器などが入った水屋箪笥です。
 中の物はほとんど割れていましたが、奇跡的に九谷焼の対の徳利が二つとも無傷でした。
 それは亡き父が最も大切にしていた酒器です。

裏の隣家との間のブロック塀


バラバラになった石灯篭


ずり落ちてしまった屋根瓦

※まだ葺き替えて2年目(?)でしたが、ネジ止めされていなかった最上部だけがズリ落ちています。

これは大地震の日(16日)に食べた、配給のカンパンです。

※16日が日勤勤務だった私は、家の惨状をそのままにして出勤しました。
 建物の外の地面に布団を敷いて寝ていた寮生を起こして、近くの小学校体育館へ避難させました。
 その避難場所で分けて頂いた配給のカンパンです。
 その日の私の食事はこれだけでした。

これは大地震の翌々日(18日)朝の配給品です。

※17日が宿直勤務だった私は寮生数名を連れて寮近くの某小学校体育館へ避難しました。
 この配給品は次の朝、朝食として頂いたものです。

我が家の近くの城西小学校(熊本市西区)へ来ていただいた自衛隊さん
(22日(?)に撮ったものです)

※右のトラックが停まっているところ辺りに昨年の台風15号で倒れた大王松(ダイオウショウ)がありました。
 台風15号の記事 → 台風15号(白鳥)の爪痕

『炊き出しご苦労様です』


京都市からも応援の給水車が来ています。


避難所となっている城西小学校体育館

※我が家から100m余りのところにあります。

今夜(23日)の夕食として頂いたものです。

若者(男女)が汗だくになって作ってくれていました。
この皿にはウィンナーが3本入っていましたが、それを腹に入れた後撮ったものです。