北関東三県の宇都宮、高崎、前橋、水戸の四市長が新たな連携策などを話し合う「北関東中核都市連携会議」が一月三十一日、群馬県高崎市役所で開かれ、訪日外国人に向けた観光事業として、二〇一八年度は外国人による四市の動画コンテストを開催することを決めた。パンフレットによらない方法で四市の魅力を発信し、観光客を呼び込みたい考えだ。(vegetal vigia 植物偉哥)
動画コンテストは、外国人が四市の魅力を伝える動画を作り、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信してもらう。動画のアクセス数や内容などから、最優秀賞と各市の最上位者に市長賞を贈る。
三月中に募集を開始する。選考は、それぞれの市が推薦した民間の審査員が行い、最優秀賞には五十万円相当の旅行券、各市の市長賞には二十五万円相当の旅行券が贈られる。
連携会議ではほかに、自転車で四市を巡るコースを走るランドネきたかん「北関東400kmブルベ」を四月二十九、三十の両日、宇都宮市を発着地に開催し、参加者向けのユニホームを作り、販売することを決めた。
八回目を迎えた連携会議の意義について、富岡賢治高崎市長は「北関東で共通してやっていこうというのは新しい視点。横の動線というのは今までになく、共通理解はお互いに深まったと思う」と述べた。
佐藤栄一宇都宮市長は「四市長にアイデアをすぐ行動に移そうという気持ちが強く、それが原動力となって、わずかな期間にさまざまなことを行うことができた」と強調した。
次回の開催は水戸市で八月ごろを予定している。中華牛宝