オレ流推定日記goo

☆オレ流に推定で更新するブログです☆

written by mottsu since 2004.09.01

NTTドコモがタワーレコードを傘下にした理由

2005年11月07日 23時16分49秒 | モバイル
NTTドコモとタワーレコードは、おサイフケータイや音楽情報配信といった分野での協力関係構築を目的として、資本・業務提携を締結した。
ドコモとタワーレコードが提携、おサイフケータイなどで協力(ケータイWatch)
タワーレコードを傘下に ドコモ、音楽配信も検討 (共同通信) - goo ニュース

NTTドコモが音楽ソフトの小売り国内最大手のタワーレコードに出資して、資本業務提携することが明らかになった。ドコモは第三者割当増資を引き受けるなどして、発行済み株式数の約40%を保有する筆頭株主となり、実質的にタワーレコードを傘下に収めることになった。出資額は約100億円にもなるそうだ。

今回の両社の提携により、電子マネーやクレジットカードの機能を内蔵したドコモの携帯電話「おサイフケータイ」の普及を目指すとともに、携帯電話への音楽配信事業を検討するようだ。具体的には「おサイフケータイ」に対応した専用読み取り機を全国のタワーレコード店舗に設置することで、気軽にCDやDVDなどを購入できるようになる環境を整えるようだ。

また、携帯電話向けの音楽配信について、両社とも積極的に考えているそうだが、慎重に取り組む姿勢を示した。音楽配信事業では「着うたフル」を展開するauにどうしても出遅れてしまっているだけに、タワーレコードと業務提携した今後のNTTドコモの動向には注目である。携帯電話と音楽は今や、その相性の良さは織り込み済みなのは明らかであるので、実際にどんなサービスを提供するのか非常に楽しみだ。

そんなNTTドコモの今回の業務提携の一番の目的は恐らく、タワーレコードが米音楽配信大手ナップスターと共同で設立した「ナップスタージャパン」が来春にもサービス開始を予定している音楽配信サービスであることからも、NTTドコモが何らかの形で携帯電話向けにもサービスを始めることは予想できるだろう。時期はインターネット向けサービスの後にはなるのだろうが、近い将来に携帯電話にも連動してくるのではないだろうか。

ちなみにナップスターの音楽配信サービスが他の大手音楽配信サービスと異なるところは、1曲ごとに課金するシステムではなく、いわゆる定額制を採用しているところだ。月会費を払えば、提供されている楽曲をダウンロードし放題なのだ。最大手の「iTunes Music Store」のような楽曲ごとに課金されるサービスよりも、ある意味期待できるかもしれない。やはりどうしても1曲ごとに数百円を支払うのはやや割高に感じている人もいるだろうし。

アメリカを始めとした海外では、すでにこのシステムでそれなりの成果は上げているようなので、日本でも期待できるだろう。ただし、どうしても日本は著作権に厳しいところがあるので、その辺りの問題がクリアされればの話にはなりそうだ。音楽配信サービス自体も海外に比べると、かなり遅れている感が否めないので、定額制の音楽配信サービスをNTTドコモとタワーレコードがどこまでやってくれるのか非常に楽しみである。

とにもかくにも、各レコード会社との調整がつくかどうかでサービスの是非は問われてくるだろう。いくらインフラだけが整備されても、そこに魅力的なコンテンツを用意できなければ意味はないし、サービスの成功はないはずだ。果たして、どれだけ魅力的なコンテンツが用意されるのか注目である。

FOMA「902i」シリーズ

2005年10月19日 21時29分51秒 | モバイル
NTTドコモは10月19日、冬商戦向けのハイエンドFOMA「902i」シリーズ6モデルを発表した。これまでFOMAを投入してきたNEC、シャープ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、富士通、三菱電機に加え、新たにソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ端末がラインアップされる。
「プッシュトーク」対応、トルカとiチャネルも──「902i」6機種登場 (ITmedia)

そろそろ発表されるのではと、ネット上でも様々な情報が飛び交っていた、NTTドコモの冬商戦向けのFOMA「902i」シリーズ6機種が発表された。今回発表された902iシリーズは、トランシーバー方式で利用できる通話サービス「プッシュ・トゥ・トーク」機能を利用した新サービス「プッシュトーク」、クーポンや店舗案内などの情報を取得できる「おサイフケータイ」の新機能「トルカ」サービス、701iシリーズから導入された「iチャネル」が全機種に標準装備されている。その他でも、ソニー・エリクソンが初めてFOMAに端末を投入していることも話題になりそうだ。


D902i・・2.8インチワイドQVGA液晶搭載・薄型フォルムのワンプッシュスライドケータイ

F902i・・こだわりの質感が美しい、充実のセキュリティケータイ

N902i・・使いやすさが進化した“手ブレ補正”搭載ケータイ

P902i・・カスタムジャケットを光で演出するミュージックケータイ

SH902i・・視野切替ができる高画質液晶ケータイ

SO902i・・3メガカメラ搭載で最小・最軽量ケータイ、FOMA STICK


902iシリーズの新機能「プッシュトーク」は、通話相手を指定して端末にあるプッシュトークボタンを押しながら話すと、相手に一方通行で音声が届くという、まさにトランシーバーのようなシステムである。特徴としては、相手と交互にしか話せないこと、1回の通話が最大30秒、最大4人までの相手を指定できることが挙げられる。利用するのに加入手続きは不要で、1プッシュで5.25円が課金される。また、月額1050円の定額プラン「カケ・ホーダイ」も用意されているので、加入すれば料金を気にせず利用ができる。

それから902iシリーズでは、おサイフケータイの新機能として「トルカ」サービスに対応している。「トルカ」は、対応のおサイフケータイをFeliCaのリーダー/ライターにかざすと、クーポンや店舗案内などの情報が携帯電話に取り込めるサービスである。利用料は無料で、取り込んだ情報は赤外線や外部メモリー、メールを使って、他のユーザーとやり取りすることも可能だ。ちなみにすでに701iシリーズから導入されている「iチャネル」とは、月額157.5円でニュースなどのコンテンツが端末に配信され、待受画面の下側にテロップとして表示されるサービスである。

前々からNTTドコモは902iシリーズにはかなり力を入れてくると噂されていたものだが、蓋を開けてみるとそれほど魅力的なサービスや端末には思えない。「トルカ」は利用できる環境が大きければそれなりに重宝できそうなサービスにもなりそうだが、「プッシュトーク」は微妙な気がする。使い勝手はまだ分からないが、果たしてどれくらい使えるのか未知数である。一応auも同様のサービスを展開するようなので、今後の動向には注目しておきたい。どちらにしても対応端末のみのサービスなので、902iシリーズが普及しないことには、その利用価値も判断できないので、何とも言えないところではあるが。

ただ902iシリーズでは、音楽再生機能が強化されていたり、テレビ電話やデコメールの使い勝手の向上などもされているようなので、それなりの性能はありそうだ。また各機種でも、ソニー・エリクソン製が初めてFOMAに参入しているし、N902iに業界初の静止画手ブレ補正機能が搭載されていたり、P902iがBluetoothに対応、D902iの2.8インチTFT液晶など、それぞれに特徴も見られる。個人的には物欲が沸くような端末はなかったのだが、そろそろ機種変を考えている方は選択肢の1つとして考慮されてはいかがだろうか。

ちなみにドコモに一番言いたいのは、端末の機能の向上よりもレスポンスが良くて、サクサク動く端末を提供してほしいことだ。新しい機能がたくさん搭載されるにつれて、もっさりした端末が増えているような気がする。便利な機能もいいけど、まずは使いやすさを考えてもらいたいものである。

ボーダフォン「LOVE定額」を導入

2005年10月17日 20時51分15秒 | モバイル
先日ボーダフォンから新たな定額サービス「LOVE定額」の導入が発表された。これは月額315円で特定の1人の相手に通話もメール(MMS、SMS、ロングメール、スカイメール)もし放題になる強力なサービスだ。サービスの導入は11月1日からで、対象機種はプリペイド携帯電話を除くすべてのボーダフォン携帯電話である。プリペイド以外のすべての端末で使えるため、ユーザーにとっては2G、3Gを問わず利用でき、サービスの導入もしやすいだろう。

さらにこれまでに導入されている「メール定額」「デュアルパケット定額」「家族通話定額」の3つの定額サービスとも併用が可能である。また、「LOVE定額」ではテレビ電話サービス「TVコール」も半額で利用可能だ。そして2006年5月までは、期間限定でテレビ電話もかけ放題となる。対象となる料金プランはバリューパックプレミア、バリューパックプラチナ、バリューパックゴールド、バリューパックシルバー、バリューパック、ビジネスパック、ビジネスエコノミーパック、ライトコールパックとなっている。

「LOVE定額」はもちろん、恋人同士の通話を想定したサービスのようだが、それ以外でも友人やビジネスなど様々な利用シーンがありそうだ。何と言っても月額たったの315円で通話がかけ放題、メールが送り放題になるのはかなり魅力的なサービスである。ちなみに家族割引や年割を併用すると、最安で月額2,152円から「LOVE定額」を利用可能なのだ。これだけ安ければ、キャリア変更や2台目としてボーダフォンを検討する動きが高まりそうだ。不調続きのボーダフォンの巻き返しの起爆剤になる可能性も十分に考えられる。

さて、この「LOVE定額」だが、申し込みは双方でも片方でもできる。つまり、それぞれが申し込んで315円ずつ払えば双方定額になるし、片方だけで申し込んだら、一方向の定額になるのだ。片想いの相手がいる場合、一方的に申し込んでしまえば、電話をかけまくることもできてしまう。また、「LOVE定額」に指定できる電話番号は1つだけなので、色んな意味で問題が発生するカップルなんかも出てくるかもしれない。

そこら辺は置いといて、現状ではNTTドコモやauが音声通話の定額には消極的な姿勢を見せているだけに、ボーダフォンの「LOVE定額」のインパクトは大きく、今後のキャリア間のシェア争いにも大きな影響が出てくるかもしれない。ただし、NTTドコモやauもトランシーバー方式での「音声通話定額」の導入を決定しており、来年の番号ポータビリティ制スタートを前に、各キャリアによる競争がますます激化していきそうである。

でもどうしても残念なのが、「LOVE定額」に指定できる電話番号は1つだけということだ。ターゲットは若いカップルということだが、「LOVE定額」の指定先がもうちょっと増やせたら、ターゲットも広げることができるだろうし、かなり契約者数も増えるのではと思ってしまう。今のボーダフォンが巻き返すにはそれくらいのサービスが必要な気がするのだが。

「iPod携帯」開発へ

2005年10月07日 18時06分17秒 | モバイル
NTTドコモは、世界的に大ヒットしている携帯音楽プレイヤー「iPod」の機能を備えた新しい携帯電話の開発に向けて検討を始めたそうだ。ここ数年で「iPod」を始めとした携帯音楽プレイヤーの普及により、たくさんの音楽を持ち歩くスタイルが確立しつつある中で、それが携帯電話にも波及しており、いわゆる音楽と携帯電話の融合が進んでいる。

この分野ではKDDIの楽曲を1曲まるごとダウンロードできる携帯電話向け音楽配信サービス「着うたフル」サービスが人気で、着々とインフラを整備しているauに対して、NTTドコモは完全に後れをとっている感が否めないのが現実だ。8月にはボーダフォンも同様の「着うたフル」サービスを開始しており、NTTドコモの巻き返しが期待される中で、「iPod携帯」の投入が実現すれば、かなりのインパクトがあるだろう。

そんな「iPod携帯」に関しては、米アップルコンピュータとすでに協議を始めたとの観測もあり、端末の具体的な仕様はまだ未定であるが、音楽配信サービス「iTunes music store」に対応させるそうだ。また、パソコンに取り込んだ楽曲データを簡単に携帯端末に転送して聴くことができるようにして、デザインや操作性を工夫する見通しとのこと。その販売についてはアップルブランドでなく、ドコモのブランドになりそうだという。

まだまだ不確定要素も多く、実現するまでにはしばらくかかりそうだが、非常に魅力的な端末になるのは間違いないので、実際に「iPod携帯」が投入されれば、携帯電話市場にも大きな影響が出るだろう。すでに「iPod」がかなり普及していることからも、ユーザーにとっては同じ「iTunes」上で音楽を管理できるメリットは大きいだろう。あとは端末の容量や再生時間がそれなりのスペックをクリアできれば、確実にニーズも出てくるはずだ。

「着うたフル」のダウンロード数が9月末で2000万を超え、「音楽といえばau」のイメージが定着しつつある中で、今後のNTTドコモの音楽と携帯電話の融合への取り組みが楽しみである。さらに年内には、FOMA端末で音楽再生機能に特化したミュージックポーターの新機種が2機種発売される予定もある。これは国内で最も容量の大きい1Gのメモリーを搭載しており、再生時間も約20時間を実現しているのだ。

また、来年夏に都市部で開始する最大毎秒約14メガビットの3G高速データ通信サービスでは、大容量の楽曲データを直接、携帯端末へ配信するサービスも考えているという。「iPod携帯」も含めて、今後はますます音楽再生機能を強化していくようで、NTTドコモの端末に注目していきたいところである。



NTTドコモ、音楽分野で巻き返し  「iPod携帯」開発へ(FujiSankei Business i)
ドコモ、音楽ケータイやらくらくホンなど新FOMA4機種を発表(ケータイWatch)

携帯夏モデル

2005年05月23日 00時10分05秒 | モバイル
5月も下旬となり、そろそろ夏も近づいてきたということで、夏商戦向けに携帯の各キャリアから夏モデルが発表されている。そんな夏モデルとして、ドコモからは901iシリーズの後継機となる901iSシリーズが発表されている。

901iSシリーズは当然ながら901iシリーズよりスペックが上げられているのだが、シリーズ共通の特徴としては全機種におサイフケータイ、音楽再生機能、PDFファイルの閲覧ができるPDF対応ビューア、より広範なエリアで通話可能なFOMAプラスエリアが搭載されている。また、機種によっては自動時刻補正機能やフルブラウザ機能が搭載されている。

901iシリーズでは3機種のみに搭載されていたおサイフケータイが全機種に搭載されるということで、その発行枚数が1000万件を突破した電子マネー「Edy」のさらなる普及になりそうだ。今後はauやボーダフォンも対応が予定されていることもあるし、901iSシリーズの投入によりユーザーが増えて、利用環境もさらに整備されそう。

おサイフケータイは個人的にもよく利用しているのだが、かなり便利だと感じている。まだまだ利用できるシーンは限られているが、対応店舗やサービスも増えてきているので今後はより利用しやすくなるだろう。物を買う時だけではなく、ビデオ屋の会員証になったり、量販店のポイントカードにもなる。ゲオなんかに行く時は財布を持たずに携帯だけで済んでしまう。おサイフケータイが会員証になり、支払いはEdyでできてしまうのだ。

最近ではマンションの認証システムに利用されたり、クレジットカードにもなったりと、そのサービスの幅が広がっている。セキュリティの問題もあるが、財布を落とすのと同じわけだし、それは自分でしっかり管理するしかないのかもしれない。ちなみにこのおサイフケータイを開発したのはドコモとソニーが共同出資した会社であり、今後対応するauやボーダフォンからドコモやソニーに使用料が入る仕組みになっている。

さて話を901iSに戻すと、おサイフケータイ以外にも注目すべきなのが、FOMAプラスエリアに対応していることだ。これはFOMAで利用されていない800MHz帯をエリアとして加えることで、新たに山間部などでもFOMAを利用することができるのだ。対応エリアは拡大しているものの、通話エリアが狭いという批判を受けてきたFOMAだけに、これは大きな改善になりそうだ。

では各機種の主な特徴だが、N901iSのフルブラウザ機能(PC向けWebサイトが閲覧できる)や2.5インチTFT液晶、P901iSのLEDを表示するカスタムジャケット、SH901iSのオートフォーカス対応の316万画素CCDカメラ、D901iSの記録画素数400万画素を実現したスーパーCCDハニカムなどが挙げられる。価格は恐らく高くなるだろうが、なかなか魅力的なラインナップになっている。

ドコモ以外ではauが夏モデルにテレビチューナーを搭載した機種を発表している。これまではボーダフォンだけが提供してきたサービスだったが、auもEZテレビというサービス名で提供するようだ。その他にも国内初のFMトランスミッターを搭載した機種もあり、着うたフルなどの音楽を線につなげたりしないで車内や自宅のスピーカーで聞けるようになる。

最後に、最近はすっかり取り残されている感が強いボーダフォンだが、夏モデルとして着ぐるみケータイと名づけられた、変わった端末が発表されている。これは折りたたみタイプの端末の外側にフィット感のあるシリコン素材を使用した立体的な着ぐるみカバーを装着するのだそうだ。まだ開発中らしいのだが、正直微妙なところである。

ドコモやauから魅力的な機種が出るという中で、ボーダフォンは一体どこへ向かっていくのだろうか。

SH901iC

2005年05月20日 00時55分20秒 | モバイル
最近というか一ヶ月以上前になるが、携帯を機種変した。正確には買い増しになるのだが、それまで使用していたP900iからSH901iCに変えた。P900iはすごく使いやすかったし、特に不満はなかったけど、おサイフケータイにしたかったのと、ポイントのおかげで安く買えたので、気分転換も兼ねて変えてみたのだ。

SH901iCは2軸回転機構を備えたiモード FeliCa対応のシャープ製端末で、901iシリーズの共通機能として、3Dサウンド再生や最大500KBの着モーション・着うた、最大100KBの着信メロディが利用できる。また、メールでは最大500KBのファイルを添付して送信できる。この他にメニューアイコンのカスタマイズ機能や、音楽プレーヤー機能、セキュリティチェック機能などが搭載されている。

そしてSH901iCの一番の特徴はやはりシャープならではの液晶の綺麗さだろう。液晶テレビ「AQUOS」と同じ技術で生産されたASV液晶ディスプレイを搭載しているのだ。広視野角で、従来より2倍のコントラストを実現しており、縦や横、斜めから見ても階調が反転しないまま見える。ただ残念なのが2.2インチと、他機種に比べて液晶が小さいところだ。せめて2.4インチにしてほしかった。

また、別売のAVケーブルを利用することで各種AV機器と連携し、端末に挿入したminSDカードに直接テレビ番組などの映像を録画できる。これはiアプリ「Gガイド番組表リモコン」から電子番組表によって、録画予約することも可能だ。早速試してみたのだが、携帯で簡単にテレビ番組が録画できるし、そこそこの画質で見れていい。ただし、出先で見ることはないだろうし、一番利用に適していそうな公共の交通機関を利用することはあまりないので、利用するシーンは少なそうだ。電池もすぐ減ってしまいそうだし。

その他では200万画素のカメラ、WordやExcelなどのファイルを閲覧できる「ドキュメントビューア」が搭載されている。ドキュメント閲覧中に文字サイズが変更できるようスケーラブルフォントも用意されている。またminiSDカード内に保存されたXMDF形式やTEXT形式の電子書籍の閲覧もできる。

このようにSH901iCは様々な機能を搭載した機種ではあるのだが、使用した感想としては全体的にどうももっさりしていて、サクサク操作ができない。一応901iシリーズではSHが一番レスポンスが早い機種ではあるのだが、900iの方が快適に使えたりする。900iから乗り換えるユーザーは注意したいところだ。

それを除けば全体的にはなかなか良い仕上がりにはなっている。メールも予測変換機能があって、学習させればさせるほど使いやすくなるなど、使い勝手も良い。iアプリのゲームなどでは3Dサウンドが威力を発揮するのだが、今までの携帯に比べて、かなり音質が良くなっている。ただ端末の重さに関してはちょっと重たいけど、使っていけば慣れてきて気にはならない程度。

とにかくデメリットも当然あるが、基本的には使える機種ではないだろうか。音楽再生機能もパソコンを使って、聞ける状態までがちょっとめんどくさいけど、一応iPodのような使い方ができるわけだし。ただこれも電池の問題はあるけど、512MBのminiSDカードを使っているのでそこそこの数の曲が聞ける。

他キャリアなども含めると、携帯でテレビが見れたり、ラジオが聞けたり、音楽や動画が再生できて、パソコンのファイルの閲覧までできる。世界にはHDDを搭載したものまであるわけだし、まさにマルチメディアプレーヤーだ。携帯電話が進化するたびに言われてるだろうけど、もはやここまでくると電話ではない気がする。

auシカ

2005年04月27日 23時11分09秒 | モバイル
「auシカ」というキャラクターがWeb上で話題になっていることをご存知だろうか?最近色んなところでこのニュースを見て面白かったのでちょっと調べてみた。

「auシカ」とはauに『しか』できないサービスを提供するという意味合いを持つキャラクターである。それだけではそんなにたいした話ではないが、実はこれは『~だけ』といっているキャリアに対抗しているというのだ。そのキャリアとはドコモで、ドコモ『だけ』にしかできないサービスというプロモーション用に開発された、キノコをモチーフにしたキャラクター「ドコモダケ」に対抗しているそうだ。



実はこのauシカは沖縄が発信地である。全国でサービスを提供するauの中でも、沖縄は唯一、単独で上場している別会社であり、その沖縄セルラーが新聞の折込チラシ用に描いたキャラクターなのだ。それがネットを経由して広まったというわけだ。

現実ではシカはキノコを食べることがあり、auシカはドコモダケに対抗する最適なキャラクターと言える。ただしこういった広告はあまりにも露骨過ぎて、日本的ではないとされて露出が控えられて、現在では公式には出ていないそうだ。

こういったキャラクターは面白いとは思うが、今のところauシカをマーケティングキャラクターにする予定はないそうだ。このまま幻となってしまうのかもしれないが、今までこういった広告の試みはあまり見たことがないので惜しい気もする。

でもauとドコモだけのやり取りになってしまっているが、ボーダフォンはどうなんだろう。そこでネット上で色んな人たちに囁かれているキャラクターがいるらしい。それは・・

「……ボーダフォンノミしかない!」

ノミは、野生動物に寄生して健康上の被害をもたらすことがある。ボーダフォンノミが好んでとりつくのがauシカだとしたら、ノミ>シカ>キノコとなって“ボーダフォンノミ最強伝説”が誕生するかもしれない。さすがにノミはありえないだろうけど。

ウォークマン

2005年02月14日 23時23分25秒 | モバイル
バレンタインに一喜一憂することもなくなった今日この頃であるが、バレンタインにサントリーから贈り物をいただいた。以前応募していた懸賞に当たって、そのプレゼントが本日発送されてきたのである。サントリーということで中身はもちろんビール。無類のビール好きとしてはうれしい限りである。晩御飯時に早速モルツを飲ませていただいた。ある意味チョコレートよりもうれしいかもしれない。

そんな話はさておき、昨日に続いて携帯に関するニュースを1つ。今日開幕した携帯電話の国際見本市「3GSM」でノキアやソニー・エリクソンなどから携帯電話に高性能音楽プレーヤー機能を搭載する構想が発表されたそうだ。これは第3世代携帯電話の長所を生かして販売促進を図り、米アップルコンピュータの携帯デジタル音楽プレーヤーiPodに対抗する狙いがあるとみられている。

さらにソニー・エリクソンは、デジタル音楽プレーヤー機能が付いた携帯電話を「ウォークマン」のブランド名で今夏に欧州市場に投入すると発表した。我々日本人にとっても馴染み深い「ウォークマン」というブランド名で展開することで、知名度を生かした販売拡大を目指すようだ。

個人的にはまだiPodを所有していないのでこうした動きは歓迎したい。ただし、電池がすぐに切れるようでは意味がないと思うが。そこら辺の問題をクリアしてから日本でも販売してほしい。まずは携帯電話ってことがありきなので。ソニーの代名詞の1つである「ウォークマン」の今後の展開は気になるところなので注目していきたい。しつこいけど、電池がすぐ切れるような機種だけはやめてほしい。

ドコモ 700iシリーズ

2005年02月13日 21時32分33秒 | モバイル
最近携帯の電池がすぐ切れるようになってしまった。現在使っているのはNTTドコモ製のP900iで、昨年の4月に購入したものである。ただし、一度故障してしまい、昨年の夏頃に交換済み。つまり実質は半年くらいしか使用していない。それなのにもう電池が切れやすくなるというのはいかがなものだろう。

携帯電話は各キャリアから定期的に新機種がリリースされている。新機種が出るたびに新しい機能がついていたり、スペックが上がったりする。昔から携帯は好きで、そうした新しい機種についつい魅力を感じてよく機種変してしまう。ひどい時だと半年毎に変えていた。でも最近はだんだん携帯に対する熱も冷めてきて、新機種の開発よりも現在の環境を良くして欲しいって思ってしまう。

一昔前に比べると電波は良くなっているだろうけど、まだカバーできていない場所もあるだろう。普段はそんな不便に思うことはほとんどないけど、たまに電波が悪くて困ったりすることもある。また、冒頭で述べた電池が切れやすくなるのも改善してほしい。今まで結構色んな機種を使ってきたけど、ほとんどの機種が1年もしないうちに電池の持ちが悪くなった。新しい電池を購入すればいいのかもしれないが、できれば高いお金を出して購入しているのだからもうちょっと頑張ってくれればと思う。一応ドコモのサービスで2年以上同一の機種を使っていれば無償で電池がもらえるけど、2年はちょっと長すぎる。だったら2年は持つようにしてほしい。

電池以外に関しては現在使用している携帯で満足しているのでしばらく機種変は考えていないのだけど、新しい機種はどんどんリリースされていて、安くなったらまた考えるのかもしれない。そんな新機種だけど、やっと901シリーズが出揃ったところで、新たに700シリーズが投入されるようだ。2月10日にF700iが発売されたのを皮切りに、春先にかけて順次投入されていく。

700シリーズはローエンドをターゲットにしていて、機能を抑えたスタンダードモデルのFOMAという位置付けである。700シリーズ共通の機能としては、テレビ電話、キャラ電、最大500KBの着うた・着モーション、最大100KBの着メロ、メモリカードに保存した音楽ファイルの音楽再生機能、デコメール、iアプリ(506iシリーズ相当)、Flashなどに対応。テレビ番組の情報検索や予約ができるGガイド番組表リモコンも標準でプリセットされていて、全モデルに100万画素以上のカメラを搭載している。

200万画素クラスのカメラ機能や高機能なゲーム、3Dサラウンド機能といったものを求めれば901シリーズになってしまうが、そこまでは求めないという人に700シリーズはいいかもしれない。基本的なスペックにはそう大差がないのに価格は901シリーズより1万円程安くなるそうで、これからFOMAへ乗り換えようというユーザーや古いFOMAを使っているユーザーの選択肢に十分なり得る機種と言えそうだ。


最後に現在発表されている4機種の特徴だけまとめておく。

F700i 音楽性機能やメガピクセルカメラを搭載した富士通製のFOMA端末。

N700i Nシリーズ初の着せ替えパネル「スタイルプラス」に対応したNEC製のFOMA端末。着せ替えパネルを未装着状態でも使用できる。

P700i FOMA端末最軽量の重さ102gを実現したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末。

SH700i カメラ機能の撮影のしやすさにこだわったシャープ製のFOMA端末。126万画素のCCDカメラを搭載し、カメラ周辺に角度をつけたことで撮影対象とカメラが同じ角度になるような工夫が施されている。

ドコモの新サービス

2004年10月01日 00時08分07秒 | モバイル
NTTドコモは、会員サービス「ドコモプレミアクラブ」で、端末購入から3年間無料で故障修理を行なう会員優待サービスを10月1日から開始する。また同じく10月1日からファミリー割引に加入している家族間のメール送受信の料金を無料化する。このほか、2年以上同一の機器を持っているユーザーには、電池を無償で配布するというサービスも近々提供される。

ここ最近のドコモはあきらかに変わってきている。いや変わらざるを得ないのだろう。今もなお他キャリアに比べて圧倒的なシェアを誇っているが、純増数ではauに負け続けている。さらに定額制を始めとしてauの提供するサービスの後手にまわることも多い。auは契約数が1800万件を突破してますます勢いを増している。

こういった背景からドコモはどんどん追い詰められているのかもしれない。しかし、我々ユーザーからしてみれば魅力あるサービスや料金の値下げは大歓迎だ。昔のドコモのやり方があまりにも絶対王政的すぎたのだろう。そのつけが今になって出始めているだけ。もはやドコモブランドの力もないのかもしれない。早ければ2006年にも実現する他キャリアに番号そのままで機種変更できる「番号ポータビリティー」にドコモは焦りを感じているのだろう。実際、アンケートなどでもドコモユーザーでこのサービスを利用してauに機種変更したいと考えている人も少なくはないようだ。

とにもかくにも今回のドコモの提供するサービスは魅力的ではある。ドコモユーザーとしては今後もさらなる魅力あるサービスの提供に期待したい。ただ今回のサービスは個人的にはそんなに利用することはなさそう。一応自分名義のファミリー割引契約で母親が携帯を利用しているけど、頻繁にメールはしない。画像や動画を添付したりもしないし。修理に関しても同じ機種を1年以上利用したケースはほとんどなかった。今までの傾向からすると半年ペースで機種変してたんで現行の1年以内で充分だったりする。でも、長いにこしたことはないけど。長く利用する人もいっぱいいるだろうから修理期間延長や電池の無償配布はかなり魅力的ではある。

一番ドコモに言いたいのは、料金自体の値下げと故障などのトラブルが多いので万全の態勢で新機種を投入してほしいことだ。愛用しているP900iも最近故障して、無償交換してもらったけど、内蔵アプリのFF1がせっかく冒険中だったのに、そのデータはかえってこない。もう1からプレイするのはだるいからしないだろう。