プルサーマル計画を憂慮する有志の会

愛媛県伊方発電所3号機におけるプルサーマル発電の問題を考える有志の会です。

普天間基地移設問題は他人事?

2010年05月08日 | 日記
 某友人とこの話になりました。話終わって、やはり私はこの問題に関して他人事としてしか考えてはいないことを実感し、沖縄の人々に対して何もできない無力感、或いはしようとしない無気力、そして、何より実質的にはアメリカに占領されているという惨めさが襲ってきました。

こういう話の後は、決まって二人とも憂鬱な雰囲気のまま電話を切るのですが(いつものことですが…)、こうした話ができ、本当の自分の問題点を露呈させてもらえる某友人に感謝はするのですが、やはり鬱々とした気分はこうした現実がある限り、決して晴れるものではないと諦めるのです。(非常に暗い気分で済みません)

前回もこの問題に関して書きましたが、私は沖縄の人々に犠牲を強い、差別をしてきたと感じます。また結局はこの問題に関しても他人事で、何もしようとはしていません。(申し訳ありません)
私は原発一つ追い出せないのです。ストック公害を垂れ流している処分場一つなくせません。ましてやその支配下にある軍隊を追い出すなんて、できうるはずもないのです。

かつて黒船による不平等な条件下での開国を強いられた日本は、「攘夷」の嵐が吹き荒れますが、結局天皇もその後攘夷を諦め、開国した事実を認めます。日米の力関係に鑑み、不平等条約を受け入れるしかなかったのです。

他国の基地がこれほど存在する国は世界にあるのでしょうか?他国の軍隊とこれほど不平等な地位協定を結ばされ、これで独立した主権国であるといえるのでしょうか?これは決して他人事ではありません。私の問題であり、私の家族の問題です。
それでも、この問題の「解決のため」に何ができるのでしょうか?どうすればいいのでしょうか。
 
私には正直、分かりません。ほんとうに分からないのです。ただ、米軍の基地が存在し続ける限り、この問題を、原発や処分場と同じように「自分のこと」として考え続けようと思うのです。

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