Sシネマにて
『マッチポイント』
を観てきました
ここのところ観た映画
「ほんとにあったはなし」っていう淡々と地味なものが多かったのですが
これは考えつくして作られた「ラブサスペンス」とでもいうか
面白かった♪
みおわって
「マッチポイント」という題名の重さがひしひしと
英国の上流階級に仲間入りしようとする主役クリスは元テニスプレーヤー
テニスでのマッチポイントと人生のマッチポイントか~
ふむふむ
ドストエフスキーの「罪と罰」を「罪と罰の読解本」と一緒に読んでたりするところが彼の上昇志向を表してます
音楽がまた効果的です
古いレコードのノイズ入りの音はなんとも不安をかきたてるし
オペラは高揚感を引き出すし
心理作戦成功ってかんじ
そして最後の展開がビックリ
思わず心の中で
「えっ、うそ~!」と
最後の彼の表情がなんとも心に残ります
さてさてSシネマさん
今年もお世話になりまするぞ