新年・・・

お目でたくない

病気には新年も祭日も無い
年末に沢山退院して来る
だから
例年休みなく1月1日も私は訪問している

訪問看護はお正月も何もないのだが
全員回れるはずも無く
訪問しなかった人たちから電話もあり
またこちらからも電話して状態をうかがう

訪問先で新年のあいさつをすると
「うちは新年のあいさつは無いので・・・」と言われる家があった

正直、病気なのに何がめでたい
私も・・・お正月なんてないから
そう言いたい心理よくわかる

それなのに
訪問看護する人たちの中に甘い考えがあった

年末にナーシングホームに入れてほしい・・・という依頼
年明けは自分たちが訪問するのだろう
そんな都合の良い事を言うナースがいる

お休みの日だけホームに訪問看護してほしい
ホームのナースはなにしているん・・・
ホームのナースだからこそ土日祝日夜しなくちゃいけないのじゃないの
他の業者に土日祝日夜の対応してもらい自分は・・・
最近そんな都合の良い事を言う人たちがいる

今地元にいないから・・・訪問できません
えーーーー違うだろ
24時間対応取っているんじゃないの
そんな都合の良い事を言うナースがいる

こうやって
看護師の評判落とす人たちがいる

訪問看護
日勤だけで楽・・・という人もいる
違うんだよ
楽をしている所には仕事は来ません
楽をしている人は誰かにカバーしてもらっているんです

本当は訪問看護は遣り甲斐のある仕事なのに
いいかげんな訪問看護もあるから

そんな所を経験した看護師は
訪問看護なんて・・・と訪問看護から離れていく
訪問看護の評価も下がる

昨日お正月前に退院してきた人が亡くなった
「言う事は全部言ってある。長く生きていたくない」と本人が私に言う
苦しいのだけ取ろうねって話して朝、急遽酸素を入れて
親類などに連絡して午後に訪問した時
親類の人、友達に、家族に挨拶して亡くなった
たった2週間のお付き合いでしたが
胸にこみ上げる物があります

年末に6人受けて2人亡くなりました
そんなギリギリでも家に帰ってこられるんです
そんな人を支える
こんなに素敵な仕事なのに

看護師の評判落とす人たちがいる事が悲しい

スミマセン
年頭は口説きから始まりました