去りゆくモノ

さよならを伝えよう
別れは寂しくても
今はこの選択しか残ってない
振り返らないよ
涙を見せたくないから
いつかまた
時がたって
僕の全てが蘇ったら
またこの場所へ
空を渡ってくるよ

空虚

どこか…遠くへ行きたい
誰もいない場所へ
風が吹いて
花の香りがして
緑の草原が広がって
でも誰もいない
何も考える事もなく
何も悲しむ事もなく
何も苦しむ事もなく
ただぼ～っと空気を吸って
そんな場所へ…

笑顔で

涙で別れるより
笑顔で別れたい
また次逢える日が来ることを
信じていたいから
バイバイよりも
マタネって
僕は君に伝えよう
大きく手を振って
君の姿が見えなくなるまで
僕の姿が見えなくなるまで
笑顔で別れよう

想いと思い

流した涙は空を駆け抜け
天へと昇っていく
私の想いは
小さく消えていくけど
あなたとの思い出が
翼を広げて
天へと昇った涙を
そっとすくいあげた
私の想いがこもった涙は
あなたとの思い出の中に
ゆっくりと吸い込まれていった
共に１つとなるために

疲れ

笑えなくなり
涙は枯れた
怒りも消えて
表情を失った
なぜここに居る？
わからない
何もわからない
失敗して
更に失敗して
それが続く
疲れ果てた
もう…
何もかもを
忘れてしまいたい

あなたの我慢、私の我慢

別れは一瞬だけど
思い出にはずっと残る
別れ際に言った言葉
突然ふと思い出す
わがままばかり言って
あなたを困らせて
それでも隣りに居てくれた
たくさんたくさん
私の為に我慢してくれた
今、私は我慢してるよ
あなたが我慢してくれた分
私は我慢してるよ
この我慢が
あなたの為ではないことが
少しだけ切ないけど
また逢えるまで
この我慢が続きますように

生きる意味

何かを想うから生きていける
自分の夢を叶える為に
大切なものを守る為に
まだ何もなければ
それを探す為に
悲しくなって
寂しくなって
苦しくなって
不安にもなって
だけど
楽しい事が待っているから
嬉しい事が待っているから
僕は生きていける
それが僕の生きる意味

雨宿り

静かな眠りの中で
雨が降ってきた

その雨音に気づいて
小さな屋根の下に隠れた

寒さに凍えながら
私は１人佇んでいた

突然君は現れた
上着を脱いで
私の肩にかけてくれた

雨がやむまで
２人はここにいた

太陽が顔を出した時
君はいつの間にか消えていた

忘れられた記憶

記憶を失い
さまよい歩く
ここはどこだろう
知っているはずなのに
何も思い出せない
失った記憶が
影となって霞む
目に映る景色は
影と重なる
歩けば歩くほど
影に色がついていく
全てが重なった時
何が見えるのだろうか

ずっと…

そばにいるだけで
なぜこんなに安らぐのだろう
私が素でいられるから
自然と笑顔になれる
苦しみも悲しみも
涙となって流れ出る
この時間があるのなら
もう何も望まない
２人でいられる間は
何もかも忘れたい