詩集

恋愛の詩を中心に書いています。
そしてふと感じたことを詩にしています。

続く未来へ

2006年11月14日 | Weblog
暗い夜が明ける



大切なもの
やっとわかった
遅いかもしれない
ううん、遅すぎた
でもどんなことになっても
もう後戻りはしない
前だけみよう
好きな人は
一人だけ
どんなことがあっても
離れることになっても
自分の気持ちは
ずっといつまでも
変わらずいつまでも
大切なあなたへ

雷鳴

2006年11月13日 | Weblog
雨が降って
雷が鳴った
暗闇の中で
雷の光が
周りを照らした
心臓が高鳴り
僕は眠れなかった
雨の降る音と
雷の落ちる音が
延々と響いていた
僕は暗闇の中で
ずっと静かに音を聞いていた
長い暗闇の夜に
明るい朝が来るまで

1つ

2006年11月10日 | Weblog
1つの出会い
1つの別れ
1つの出来事が
心を強くする
出会いは喜びでも
別れは悲しみではないから
いつかまた会えることを信じて
「さよなら」の言葉は
大切にしまっておこう
1つの思い出として

二つの心

2006年11月07日 | Weblog
寒さに凍えそうな夜
僕は毛布に包まった
暖かな毛布の中で
静かに僕は眠りについた
一つの心は寝て
もう一つの心は起きた
僕の中に眠っている心
僕が寝ている間にだけ
目を覚ます心
寒さの中で
君は何を考えているのだろうか
僕が寝ている間に
君はたった一人で
何を考えているのだろうか

雪の街

2006年11月02日 | Weblog
雪が積もって
街は白く染まった
月明かりに照らされて
雪は光を反射した
いつもの街が
別の世界のように輝いて見えた
この雪の街を僕はずっと眺めていた
一つの想いを
この景色にうつして

暖かい心

2006年11月02日 | Weblog
今年もまた冬がやってくる
空気が澄んで
白く染まる冬
動物たちや虫たちも
寒さに備えて暖かい場所へ行く
でも僕はどんなに寒くなっても
体がひえて冷たくなっても
僕の心は温かいまま
だって…君の傍にいるから

紅葉

2006年11月02日 | Weblog
いつも見る山で
木の葉が色づいていく
黄色や赤に染まって
山が姿を変えていく
僕は木から落ちた葉を拾って
家に持ち帰った
いろんな色に染まった葉を机に並べて
ずっと眺めていた
僕の心もいつか
木の葉のように色を変えるのかな

鐘の音

2006年11月01日 | Weblog
鳴り止まない鐘の音
ずっと僕の耳に流れ続ける
胸の奥まで届くその音は
一つ一つ記憶を思い出させた
一緒に笑った時も
涙を流した時も
今あった事のように
鐘の音は全てのことを
よみがえらせた

寒空

2006年11月01日 | Weblog
空がくもっていた
外は少し寒かった
僕はぼ~っとしていた
何も考えず
ただ静かに空を眺めていた
雨が降りそうな
白く染まった空を
ただ静かに眺めていた
僕はここで何をしているのだろうか
何もせず
何も考えず
ただぼ~っと
静かに空を眺めていた