2017/11/23 大阪市立美術館 『一水会展』

《この寺の由来知らねば端に従き団体さんの行く方へ行く》　（河野裕子　『母系』）



最寄りのＪＲ駅を出発。


天王寺駅へ。


天王寺公園を歩き、


天王寺動物園を通り、


大阪市立美術館に。


一水会展のチケットをいただいていた。


受付で写真撮影をしていいか聞くとＯＫの返事をもらった。
作品に圧倒され、本当に撮影してもいいのか？　受付が聞き違えているのか？
気が引け、最小限の撮影をした。


高名な先生が教室生に批評していた。
教室生以上の人がだんだん増えてきて聞き入っていた。

解説は素人の私にもよく分かる。
「暖色系ばかりなので、少し寒色系がほしい」
「脚の筋肉が写実的で目がそちらに向かう。一番表現したいところをキッチリ描き
あとはぼかす」

「この雪の絵の作者は北海道でお住まい。毎日観察され描かれ、感触が伝わってくる」
「スカートの色と床が同じ暖色系になっている。工夫が必要」
「手の角度、向き、足の向き、モデルの視線が素晴らしい」


教室生もすごい。
右に立っている人はこの作品の作者。次から次へと作者が現れる。
ざっと１０人くらいが入選されていた。
充実した小一時間を過ごした。


女房殿は高名なこの先生の画集を持っていた。


見学を終え、

「新世界」を通り、


地下鉄で


息子宅で休憩。


心斎橋に出て


女房殿は画材を買った。


雑踏の中を歩く。


御堂筋の心斎橋あたりと


難波付近。


最寄り駅に帰ってきた。

　　　晴